世田谷でおでかけ
経堂の「常徳院(じょうとくいん)」で、圧巻される景色とその歴史に思いをはせて
宮の坂駅から5分、経堂駅からは7分で行ける「常徳院」。 景色に魅せられ、吸い込まれるようにたどり着いたその先は、忙しい日々に疲れた心が鎮まる、趣のあるお寺でした。 読み終える頃には、足を運んでみたいと思うこと間違いなしです!
「常徳院(じょうとくいん)」に行くと、まるで旅行気分が味わえる!
「常徳院」は、世田谷線宮の坂駅より徒歩約5分。小田急線経堂駅からは徒歩約7分という立地にあります。
どちらの駅からも歩いて10分圏内にあり、ちょうど良いお散歩コースともいえるでしょう。
お寺の入口は、経堂駅南口より広がる本町通り商店街を抜けた先にあるので、経堂駅から商店街の中を進み、そのまままっすぐ歩いて向かうルートがわかりやすく、おすすめです!
「常徳院」には、さまざまな木や花が植えられていて、豊かな自然の風景をじっくりと見て味わえます。
このときは、紅葉や銀杏の色づきを間近に見ることができました。
春には桜、そして、つつじ、と季節の移り変わりを直接見て、肌で感じることができます。遠出をしたわけではないのに、日常を忘れ、どこか遠くへ旅行にでも行った気分になりますね。
そもそも「常徳院」とは?
「常徳院」とは世田谷区宮坂にある曹洞宗のお寺で、観音山を山号とし、正式名は、「観音山 常徳院」といいます。
開基は、足利義尚であるといわれ、その歴史は広く知られています。
創建年は、1486年(文明18年)であるともいわれていて、長い長い歴史を感じますね。
本尊は、十一面観音像とされています。
十一面観音像はその名の通り、頭部に11の顔を持つ菩薩だそうです。
ぜひ見てみたい!と思ったのですが、今回は残念ながら拝観することはできませんでした。
しかし、毎年8月20日の開帳には一目見ようと多くの人でにぎわうそうです。次回はぜひ、開帳に合わせて訪れたいと思います。
入口には、身も引き締まるこんなメッセージが。
別日には、異なった内容のメッセージが掲示されていました。これもまた、身に染みます。
ゆったりとした気分で、「常徳院」近くのお寺巡りはいかがでしょう
「常徳院」からの徒歩圏内には、有名なお寺がいくつもあります。
招き猫で有名な「豪徳寺」は、駅名にもなっていますよね。
経堂といえば「福昌寺」。経堂の名の由来ともいわれています。
「常徳院」から歩いて行ける範囲には、こういったお寺もいくつかあり、お寺巡りをしながらの街散策も楽しいと思います♪
こちらの界隈にはおいしい食べ物屋さんや、おしゃれなカフェも多く点在し、楽しみながら散策できること間違いなしです!
お食事やお茶の際には、これまでご紹介してきたお店のページもぜひ、ご覧くださいね!
忙しい日々を忘れに「常徳院」へ
今回は、「常徳院」をご紹介しました。
心鎮まる、穏やかな時間を堪能してみてはいかがでしょうか?
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常徳院
東京都世田谷区宮坂2-1-11
03-3420-1015