世田谷でおでかけ
台湾式アフタヌーンティーを楽しむ!三軒茶屋の台湾茶芸館「桜樺苑 (インファエン)」
三軒茶屋で見つけた台湾茶芸館「桜樺苑 (インファエン)」。台湾のアフタヌーンティーが体験できるお店です。入ってみるとレトロな茶器や店内にわくわくが止まらない!お茶もお菓子も本場の味が楽しめて、大満足です。一度訪れたらきっとまた来たくなりますよ♪
三軒茶屋駅から徒歩7分で到着の「桜樺苑 (インファエン)」
東急田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩7分ほど。「Però(ぺロウ)」や「帆帆魯肉飯(ファンファンルーローハン)」の方へ商店街を抜けた住宅街の中に落ち着けそうなカフェを見つけました。
看板には香り高い台湾茶が飲めるというふうに書いてあります。
居心地よさそうな雰囲気にもひかれて、さっそく中に入ってみることに。
店の中に入るとカウンターに通されました。
ちょうど来客が集中していた時間だったので、注文まで少しお待ちくださいと伝えられました。
レトロな色合いがおしゃれな「桜樺苑」の店内
メニューを待つまでの間、店内を見渡してみました。
水色の壁に赤色で縁取った棚と、そこに置かれた茶器がレトロでかわいい雰囲気です。
レジの前の棚ではさまざまな茶葉も売っています。
「桜樺苑」で貴重な台湾茶を工夫茶の作法でいただきます
少したってから、スタッフの方がメニューを持ってきてくださいました。
メニューのお茶の説明を一つ一つ受けて、選んだのは「冷香」というお茶です。
台湾南投県(ナントウケン)にある標高2,000メートルの高山で、農薬を使わずにつくっている農家さんより、オーナーさんが直接仕入れているとのこと。
どんなお茶なのか飲んでみるのが楽しみです。
しばらくして茶器が用意されました。
一杯目はオーナーさんが入れ方を見せてくれます。
まずは全ての茶器をお湯で温めます。
そして急須に茶葉を入れてから熱いお湯を注ぎ、茶葉が中で広がるまで一分ほど待ちます。
こちらのお店では、工夫茶(ゴンフゥチャ)とモンコウハイいわれる作法でお茶を楽しむことができます。これはお茶の香りまで余すことなく丁寧に楽しむ作法。
一煎目を飲む前に、まず聞香杯(モンコウハイ)という器にお茶を入れて、それを飲杯に移したあと、残った香りを嗅ぎます。
冷香は最初は甘い香り、少し時間がたつと花のような香り、そこから徐々に変化して最後には深みある香りになりました
香りを楽しんだあとは、お茶をいただきます。
爽やかな甘みからだしのような味わいまで、口の中にうまみが広がります。お茶と一緒に出していただいたお茶菓子もとてもおいしかったです!
お菓子や軽食も「桜樺苑」では本場の味わいを楽しめる!
せっかくなので、台湾の軽食セットも注文しました。
こちらは台湾おこわと大根もちと草餅のセットです。
台湾の草餅の中に入っているのは餡子ではなく切り干し大根や椎茸などで、小腹を満たすには充分です。
そして、お茶にもとってもあいます!
お茶は五煎まで楽しめるので、ゆったりとくつろげて、とても良い時間を過ごすことができます。
オーナーさんは台湾人の女性の方ですが、日本産まれ日本育ちで、日本語はとっても流ちょう。
とても気さくで、台湾のこともいろいろ教えてくださいました。
お茶菓子や軽食はテイクアウトもできるので、気に入ったお茶と一緒にお土産にしてもよいですね!
「桜樺苑」で台湾のアフタヌーンティーを体験!
お会計の際にかわいいスタンプカードもいただきました。
次はまた違うお茶を楽しんでみたいと思います。
皆さんも三軒茶屋にきたら台湾のアフタヌーンティーを体験してみてくださいね!