「ウチデノコヅチ」は「赤」が目印のラーメン屋！

経堂駅から『すずらん通り商店街』に入って、1分ぐらい歩いたところにある、赤い看板にカタカナが印象的な店名、さらに入口は商店街に面していないという個性的な店構え。

あれだけ目立って、さらに味もおいしいと言うのなら、これは行くしかないですね。

やっぱり目立つ赤い看板！店名のフォントがかわいいですね。ロゴもいい感じです。ですが、入り口はこちらではありません。

この画像の左側から側道に回ると、お店の入口があります。時刻はちょうどお昼時、口は完全にラーメンの口。

ほのかに香るラーメンの匂いを嗅いで「ぐーぐー」と鳴るお腹が「早く食べたい！」と急かしてきます。

側道に回ると入口がありました。
張り紙の通り、重めのドアを開けて店内へ！

いざ、入店！

「いらっしゃいませー！」

穏やかな雰囲気のステキな女将さんが笑顔で迎えてくれました。店内は60％ぐらい席が埋まっていました。店主と見られる男性と、その女将さんの2人で営業している様子。

「おすすめは何ですか？」

「おすすめは、新作の『極太平打ちちぢれ麺』ですね！大人気です！」

忙しい素振りも見せず、優しく教えてくれました。

入口のすぐそばにある食券売り場で、「ラーメン」と「えびす」、「すき焼きのように食べる辛みそたまご」を購入。
さらに麺を「極太平打ちちぢれ麺」に変更し、女将さんに食券を渡します。

「お好みの量をお選びください！」

ここではかなり細かく麺のかたさや野菜の量を選べます。自分好みにラーメンをカスタマイズできるのはうれしいですよね！「紅つくね」はラーメンのトッピング。絶対的に「有り」がおすすめです！

カウンター席はかなり広々と使えて快適。

改めて店内を見渡すと、整理された調味料、清潔感のある消毒用のアルコールボトル、カウンターに用意されたティッシュ、荷物や洋服がかけられるハンガーなど、ホスピタリティあふれる店内。お客さんは男性の1人客が多く、「ズルズルズル！」と一心不乱にラーメンをすすっていました。

私のお腹は限界突破です！待ちきれない！！

「ウチデノコヅチ」のラーメンは豚骨だけど、あっさり！

ラーメン

「お待たせいたしましたー！」

そんな気持ちを察してくれたのか、10分と経たずに「ラーメン」が運ばれてきました。
はやい！そしておいしそう！！元々世田谷区のラーメン屋で修行し、そこから店長まで上り詰め、その後に独立を果たしたという店主の珠玉の一杯。
こちらは通常の平打ち麺でいただきます。

豚骨の旨味が凝縮された濃厚なスープと平打ち麺が絶妙に絡み合い、最強のハーモニーを生み出しています。

お肉もボリューミーで、かなりの食べ応え。そして何より「紅つくね」の存在感！

生姜がかなり効いていて、私はこれがすごく気に入ってしまいました！豚骨ラーメンの紅一点。色合いも華やかになってかわいいですよね。

この量で「普通盛り」。野菜の量も「普通」にしました。小食な方はその日のお腹と相談が必要かもしれません。

すき焼きのように食べる辛みそたまご

こちらは辛みそのピリッとした刺激と卵のマイルドさがマッチして、味の雰囲気を変えるのにぴったりです。

今回は頼みませんでしたが、「つけ麺」と一緒に食べると更においしいと思います！

えびす（旨辛魚介豚骨ラーメン）

こちらは「えびす（旨辛魚介豚骨ラーメン）」の野菜「多め」！

このボリュームで「普通盛り」です。味は「ラーメン」と打って変わって、さっぱりとした魚介の風味がたまらない一品。

ゆで野菜と海苔があっさりしたスープと最高にマッチして、するすると食べられます。

店内にはテーブル席も

一心不乱にラーメンをすすっていると、小学生ぐらいのお子さんを連れたご家族が来店。テーブル席に案内されていました。

手書きの「御予約席」がなんともアットホーム。テーブル席は予約が必要みたいです。家族でもゆったり食べられるスペースがあるのはありがたいですね。

経堂の人気店「ウチデノコヅチ」

帰る頃には店内は満席！食券売り場の前で待つ人もいました。

「少々お待ちくださーい！」

黙々とラーメンを作っていた店主も、人のよさそうな笑顔で声掛けしていました。
こんな笑顔で接客されたら、また来たくなってしまいます。

「ごちそうさまでした」

「ありがとうございましたー！」

最後まで女将さんは笑顔で見送ってくれました。

ボリュームたっぷりな極上ラーメンと店員さんのホスピタリティあふれる接客に大満足。野菜を「多め」にしたせいか、その後も胃がもたれることはありませんでした。

みなさんも経堂に来た際は、赤い看板が目印の「ウチデノコヅチ」にぜひ立ち寄ってみてくださいね！