世田谷でおでかけ
一人でも入りやすい!女性店主が営む旬の食材とおでんがおいしい若林の「TsukiHi(ツキヒ)」
若林で見つけた「TsukiHi(ツキヒ)」はおでんやおばんざいがいただけるおしゃれな居酒屋さん。 おいしいだしがよく染みたおでんは、ぜひ食べて欲しい一品!おつまみもおいしく、お酒とよく合います。 店主の人柄も居心地も良く、通いたくなるお店です。
明るい女性店主が切り盛りするおでん屋さん「TsukiHi(ツキヒ)」
東急世田谷線の若林駅を降りて、環状七号線沿いを2~3分ほど歩いたところにおしゃれな看板の「TsukiHi(ツキヒ)」を見つけました。
中をのぞいてみるとカウンターがあり、その上の黒板におでんと書いてあります。
お腹が空いてる時間だったので、少し寄ってみることにしました。
一人でも入りやすいきれいな「TsukiHi」の店内
中に入ると、明るい声の女性が「こちらにどうぞ。」とカウンター席に案内してくれました。
内装は明るい印象の白が基調です。
ドライフラワーの飾りや絵などがあり、カフェのようなかわいらしい店内です。
店主さんも女性なこともあり、女性一人でふらりと立ち寄れる感じもしてすてきな印象です。
「TsukiHi」の丁寧でおいしい料理とこだわりのお酒たち
ビール
カウンターに並ぶ焼酎のラインナップも気になりましたが、まずはビールを頼むことに。
瓶ビールの赤星を頼んだら一杯目はコップに注いでくれました。
おでんメニューの他に、ホワイトボードに本日のおすすめ品が書かれています。
その中から旬のアスパラの明太子ディップと漬けえんがわを注文してみました。
旬のアスパラの明太子ディップ
しばらくすると、ツヤツヤとした緑のアスパラと、別添えのピンクの明太子ディップが出てきました。
アスパラに明太子ソースをつけて、一口いただきます。
シャキシャキしたアスパラの食感とツブツブの明太子ソースが合って、とてもおいしい!ビールにもよく合います。
漬けえんがわ
次は漬けえんがわです。
えんがわはヒラメやカレイのヒレを動かす筋肉部分のことで、歯ごたえもありおいしい部分です。
お寿司では食べたことがありますが、お刺身で漬けになっているえんがわは初めてです。
お皿の端にのった柚子胡椒(ゆずこしょう)を少しつけていただいてみました。
漬けの甘さと歯ごたえがよくて、口の中にうまみが広がります。
日本酒 聖
日本酒と合わせたい!と思い、おすすめの中から“聖”という群馬の日本酒をいただくことにしました。
聖は、群馬県渋川にある「聖酒造」の日本酒です。
山田錦の交配率を高めた“サケビカリ”と、山田錦に若水を交配させた“さがの華”を両親に持つ群馬県酒造好適米“舞風”を原料にしたお酒で、酵母も水も群馬産のものだけで作られています。
飲み口はすっきりとしていてキレがよく、それでいて甘さも感じる日本酒です。
漬けえんがわとの相性はもちろんぴったり!すいすいと飲めてしまいます。
おでん
最後はメインのおでんを注文。
数あるおでんメニューの中から、お麩(ふ)と大根とシラタキと卵をチョイスしました。
まずはだしのおいしさにびっくりしました!
先に頼んだ二品もでしたが、簡単そうにみえて奥行きのある味わいは、食べてみて感動します。
お麩は食べ応えがある大きさで、切り分けながらカラシをつけてつまむにはちょうど良いです。
大根は味がよく染みていてホクホク。シラタキはだしの甘みがあってたまりません。卵は黄身がふわふわでおいしい!
ご飯を頼まなくてもお腹いっぱいになりました。
客層がバラバラな「TsukiHi」の居心地の良さは店主の人柄にあり!
店主のユキさんは新潟の出身で、もともとは音楽関係やエンタメ関係の仕事をしていました。以前は渋谷や下北沢のライブハウスでも働いていたそうです。
約1年前に、好きなお酒と料理をふるまう場所として、「TsukiHi」をオープンさせました。
お客さんは近所のご夫婦や仕事帰りのサラリーマン。クリエイター関係の仕事の人、家族連れなどさまざまです。テーブル席もあるので、早い時間は子ども連れのお母さんも来店したりするそう。
「おいしいものを食べたり飲んだり、いろいろなことを語り合ったりしながらさまざまな人たちがつながっていくのがうれしい!」と、そういって笑うユキさんの人柄も、またお客さんが来たくなる魅力だなと思いました。
皆さんも若林にきたら、ぜひ「TsukiHi」に立ち寄って、おいしい料理とお酒でお腹も心も満たされてくださいね!