世田谷でおでかけ
「タンジャイミールス経堂」で本場の南インド料理をご堪能あれ!
経堂駅からすぐにある「タンジャイミールス経堂」は、南インド料理のお店。 カレーは見慣れていても知らない単語が多くてびっくり!しっかり説明書きもあるので安心です。いつものカレーとは違うミールスという南インドの定食を堪能できますよ。
経堂駅徒歩2分の「タンジャイミールス経堂」はカラフルでおしゃれ!
小田急線経堂駅から徒歩2分で目を引くのが色使いのお店が「タンジャイミールス経堂」です。
外観のエメラルドグリーンと黄色の配色にひきつけられます。
周囲のお店は茶色や白、グレーといった落ち着いた色調が多いため、なおのこと目立ちますね。
カラフルな手書きの立て看板もすてきです。
そもそも“タンジャイミールス”とは?
「タンジャイミールス経堂」は、幡ヶ谷にある人気南インド料理店「タンジャイミールス」の2号店だそうです。
シェフは、「スリマンガラム」で腕を振るった後、幡ヶ谷で「タンジャイミールス」をオープンさせ人気店にまで押し上げました。そして再びこの経堂の地に舞い戻り「タンジャイミールス経堂」をオープンさせたそうです。
店名のタンジャイは、南インドの古都タンジャブールの呼称。
ミールスは日本の定食のようなスタイルだそうですよ。
店内もカラフルな「タンジャイミールス経堂」!
店内も、カラフルで明るい雰囲気です。
4人がけや2人がけの席以外に、カウンター席があるのもうれしいですね。ふらっと入りやすいです。
「タンジャイミールス経堂」のランチメニュー
メニューを見てまずびっくりするのは、ナンがないことです。
これまで訪れたインド料理のお店の多くは、カレーとナンのセットで、ナンが食べ放題、というところが多かったのですが…これは本格的!知らない単語が多過ぎると不安にもなりますが、説明も書かれていますので安心してくださいね。
ナンの代わりには、プーリ、ポロッタ、ミニドーサという3種類のパンがあります。
ミールスは南インドの定食だそうで、店名にもミールスとあることからも頼んでみることにしました。「タンジャイミールス」は南インドの定食屋さんだったんだ、と一人で納得です。
ミールスの説明書きと食べ方
ミールスの説明もあり、わかりやすいですね。
お肉の定食と野菜のみの定食それぞれ内容の説明があります。ベジタリアンな人でも安心ですね。
食べ方の説明もありますよ。
今回はカレーセット(チキンキーマ)にポロッタとミニードーサを追加。それとノンベジミールスの2種類を注文することにしました。
カレーセット 800円
カレーセットのチキンキーマカレーは量がたっぷりとあります。
ポンニライスがおかわり自由なので、このカレーの量はうれしいですね。ひき肉もたっぷり入って食べ応えがありますよ。
ポンニライスは、エスニック料理でよく使われるバスマティライスやジャスミンライスとは異なり、ややしっとりしているように感じます。しかし、日本のお米よりはパラパラしている食感です。
ミールスとして食べときにある程度の水分がある方がまとまりやすく、カレーによくなじむそうです。
ポロッタは、うずまきのような形の南インドの平焼きパンとのことでしたが、実際に食べてみるとしっとりとしたデニッシュのような感じでおいしいです。
ミニドーサは、トレイの端から端まで届く大きさのクレープやガレットのようなパン。
このサイズでミニなのですがミニでなかったら…とちょっと心配になります。
見た目よりも厚みがあり、甘くない塩味のパンです。ココナッツ系など甘みのあるカレーにぴったりですね。
トレイの端には、ヨーグルトのような漬物のようなものもついています。日本でいうところのお口直しみたいなニュアンスでしょうか。
ノンベジミールス 1,500円
カレーセットと同じようにポンニライスが真ん中にあり、その左にはアッパラムというインドの豆の揚げせんべいがついています。中華料理でもたまに見かける揚げせんべいと味や食感が似ていますよ。
左上にあるチキンカレーはゴロゴロとした大きなチキンが特徴的です。
その右隣の緑色のカレーは本日のカレーのほうれん草チキンカレーです。ほうれん草の味わいをしっかりと感じます。
その隣はサンバールという野菜と豆のカレーです。南インドのみそ汁的存在だそうで、他のカレーよりはさらっとしたスープ状です。
右上はラッサムというスープ。体に良さそうな薬膳のような風味と酸味を感じました。
その下はクートゥーという豆と野菜の煮物。ココナッツの香りや甘みを感じます。
右下にはレモンピックルというインドの漬物があります。とにかく酸っぱい!ミールスのよいアクセントになっています。
いろいろな味を味わえる、ぜいたくなミールスです♪
「タンジャイミールス経堂」で本格南インド料理を楽しもう
経堂で楽しめる、本場の南インド料理。
見たことや食べたことのない料理がたくさんで、お腹だけでなく好奇心も満たされることでしょう。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。