
世田谷でおでかけ
たこ焼き片手にほっこり散歩。宮の坂にある「たこ坊 宮坂店」の魅力
- 2025/07/02
宮の坂駅から徒歩1分以内にある「たこ坊 宮坂店」。地元のお客さんはもちろん、海外からのお客さんも増加中! 40年以上続くお店のたこ焼きはその場でできたてを食べるもよし。テイクアウトして食べるもよし。店員さんも温かくほっこりしますよ。
宮の坂駅を出てすぐ!「たこ坊 宮坂店」は招き猫が目印
東京都世田谷区、東急世田谷線宮の坂駅を降りてすぐ。
のどかな雰囲気の中歩いていると、思わず立ち止まってしまうような小さなたこ焼き屋さんが見えてきます。赤いちょうちんと壁に描かれた招き猫が目印の「たこ坊 宮坂店」です。
豪徳寺といえば、招き猫発祥の地としても知られる地域。周囲には世田谷八幡宮や緑道、ちょっと歩けば豪徳寺もあり、散歩や休憩で立ち寄るにもぴったりのエリアです。
そんな場所にお店を構えて43年。
この「たこ坊 宮坂店」というたこ焼き屋さんは、街の変化を見守りながら今もなお地域の人々と一緒に歩み続けています。
常連だけでなく外国からもお客さんがやってくる「たこ坊 宮坂店」
「最近はフランスの方がよく来てくださるんですよ」と、にこやかに話してくれたのは、「たこ坊 宮坂店」を営むご夫婦。現在のご主人と奥さんになってからは23年、この地でたこ焼きを焼き続けています。
お客さんは、地元の常連さんはもちろん、近くの学校帰りの子どもたちや公園帰りの親子などさまざま。最近では海外からの旅行者も増えてきたそうで、ウズベキスタン、ドイツ、フランスなどからもこのたこ焼きを求めて足を運ぶ方がいるのだとか。
中には「たこ坊 宮坂店」のたこ焼きの写真を片手に、「これが食べたい!」と訪ねる旅行客もいるそう。ここは今や世界でも有名な場所になりつつありますね!
お店の前でたこ焼きを頬張る外国人観光客の姿も、今や日常の光景になってきています。
会話が生まれる番号付きの豊富なメニューと「たこ坊 宮坂店」店主の心づかい
外国からのお客さんが増えたのは、ただおいしいからというだけではありません。
「たこ坊 宮坂店」の魅力は、おいしさとともにご夫婦のお人柄とやさしさにあります。
例えばメニューにはすべて番号が振られていて、言葉に不安のある外国の方でも指差しで簡単に注文できる工夫が。言葉が通じなくても、笑顔と番号でしっかり通じ合えるのがうれしいポイントです。
お二人の人柄にひかれて訪れる人も多いようです。会話をしながら、まるで親戚の家に来たような安心感を味わえる、そんな場所がここにはあります。
熱々とろとろ!「たこ坊 宮坂店」に何度も通いたくなる豊富なトッピングと味の秘密
たこ坊のたこ焼きはごろっと大きめで、外はふんわり中はとろり食感。
一口食べれば、じゅわっとだしの風味が広がり思わず笑顔がこぼれます。
「キャベツとネギをたっぷり入れて、粉っぽさを感じないたこ焼きに仕上げている。」と語ってくれた奥さん。味のバリエーションが豊富なのも「たこ坊 宮坂店」の魅力の一つ。
定番のソース味はもちろんのこと、チーズ、ネギ塩、明太マヨなど種類もさまざま。どれも甲乙つけがたく、毎回違う味を選ぶ楽しみがあります。
どの味にするか迷っていたら、ご夫婦が「これは今日人気だったよ。」とやさしく教えてくれるのもうれしいポイントです。
たこ焼きは1パックから購入可能で、テイクアウトはもちろん、その場でできたてを味わうのもおすすめ。
たこ焼きの他に冷たいお茶も販売しています。看板に書いてあるソフトクリームは、現在取り扱っていないとのことです。
「たこ坊 宮坂店」と静かな環境で心の余白を生み出してくれる豪徳寺の暮らし
「たこ坊 宮坂店」でたこ焼きを買って、公園で食べて、豪徳寺までお散歩して…。そんな週末が自然に思い浮かぶこの街。どこか懐かしく、そして新しい出会いもある豪徳寺エリアは、都会の騒がしさを離れて心の余白を感じられる場所です。
地域の人との距離が近く、初めて訪れた人も自然と笑顔になれる。そんな空気をつくっているのが、「たこ坊 宮坂店」のようなお店の存在です。
たこ焼きというみんなが気軽に楽しめる食べ物を通して、言葉も文化も超えた交流が生まれているのだと実感します。
こんな風景が日常にある街。公園に緑道、道に植えられた色とりどりの花々。そんな緑豊かな豪徳寺エリアにある、心もお腹も満たしてくれる「たこ坊 宮坂店」。
一度訪れたらきっとまた来たくなる場所です。
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※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。