
世田谷でおでかけ
三軒茶屋「手打蕎麦 里り」の清潔感あるスタイリッシュな店内で店主自慢の手打ち蕎麦を味わう!
- 2025/08/08
世田谷通り沿いにある「手打蕎麦 里り」は、おしゃれで清潔感のある店内でご主人渾身のお蕎麦や料理、お酒などを楽しむことができます。 お昼限定の小天丼と蕎麦のセットは小鉢もついて大満足!リピートしたくなるおいしさです。
おしゃれな外観に惹かれるお蕎麦屋さん「手打蕎麦 里り」
田園都市線三軒茶屋駅のキャロットタワー出口から徒歩7分、世田谷線西太子堂駅西口から徒歩4分にあるこちらが「手打蕎麦 里り」。
グレーの壁と木枠にガラスが張られた扉、紺色ののれんがおしゃれな外観ですね。
おしゃれな外観と入口横に置いてあったメニューを見て気になり中に入ってみましたが、どうやら満席のようで「しばらく外でお待ちください。」と案内されました。
諦めきれずしばらく周囲をブラブラと散歩して30分後にもう一度訪ねてみると、ちょうどカウンターの一人席が空いたようで入れました。
オープンキッチンと厳選されたお酒を眺めて楽しめる店内
お店は細長く、手前にテーブル席が12席ほどと奥にカウンターがあります。テーブル席は家族連れや友人同士といったお客さんたちでにぎわっていました。
お酒を飲みながら天ぷらをつまむ人や、親子で蕎麦を楽しむ人などさまざまです。
カウンター前はオープンキッチンになっていて、店主が忙しなく仕事をする姿が見えます。席につくと目の前にはずらっと日本酒や焼酎の瓶が並んでるのが印象的です。
蕎麦屋といえば昼から飲めるお店も多いですが、こちらはお酒のラインナップも豊富でメニューにはうれしい飲み比べもありました!
冷たいお茶とおしぼりをいただき、注文した料理を待ちます。
「手打蕎麦 里り」の満足度120%!昼限定のうれしいメニュー
小天丼と蕎麦 2,000円
しばらくするとお膳にのった料理が運ばれてきました。
この日注文したのは昼限定の小天丼と蕎麦のセット。お蕎麦はかけ蕎麦ともり蕎麦から選べますが、少し気温が高い日だったので冷たいもり蕎麦にしました。
もり蕎麦と蕎麦つゆ、ネギ、長芋の漬物、ほうれん草のおひたし、そしてタレのかかった具材がどっさりのった小天丼がきました♪
まずは、お蕎麦からいただきます。コシもあって、ツルツルとした喉越し。
蕎麦つゆは少し濃いめ。あとから蕎麦湯が楽しめそうな味です。ネギの風味も相まってすっきりとしていておいしい!
次は天丼をいただきます。
まずはカボチャの天ぷらからいただくと、タレは甘めで食べやすく外の衣はカリッと中はホクホクです。
レンコンは歯応えがあっておつまみにもなりそうだと思いました。
ピーマンも甘だれと合っていてご飯との相性も抜群です。
少し口の中が甘くなってきたのでお蕎麦ですっきりとさせてから、エビの天ぷらをいただきます!
こちらも表面はカリカリ、中はエビのうまみとプリプリの食感がおいしかったです。
ご飯が小盛りなのもちょうどいい量でうれしいポイント!
食べ終わるころに蕎麦湯がきました。残ったつゆに蕎麦湯を入れて飲み、最後に長芋の漬物ですっきりと締めました。
これで2,000円はとってもお得な感じがしました!
転職から蕎麦職人に!長い修行を経た念願のお店「手打蕎麦 里り」
「手打蕎麦 里り」は2023年5月にオープンしました。
実はご主人は元々アパレル業界で働いていたそうです。
昔から好きだった蕎麦職人に憧れて、30歳のときに一念発起。仕事を辞めて神田の超有名老舗蕎麦店に手紙を書いて、修行を志願しました。
そこで地方の有名店の二代目、三代目の若者たちと一緒に奮闘。蕎麦粉から生地にするまでの行程を学ぶのに三年もかかったそう。先輩たちの手打ちを見たり行程を覚えたり、店の営業後は寝る間も惜しんで毎日修行したそうです。
約10年間の修行期間を経たのち、自宅近くの三軒茶屋に物件を見つけて「手打蕎麦 里り」をオープンしました。
“里り”という店の名前は2人の娘さんたちの名前からとったそう。
ご主人と奥さんにとっては、3人目のかわいい娘がお店なんですね。
「手打蕎麦 里り」のこだわりと愛がわかる味わい
モダンでスタイリッシュな外観もきちんと整えられて清潔な店内も、そしておいしいお蕎麦や料理に選ばれたお酒たちもどれも愛のあるこだわりがうかがえます。今度はぜひ夜にお邪魔して、お酒や一品料理も楽しみたいと思いました。
皆さんも三軒茶屋に行ったら「手打蕎麦 里り」でご主人渾身のおいしいお蕎麦を召し上がってくださいね!
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※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。