世田谷でおでかけ
梅ヶ丘の絶品支那そばといえば「世田谷 磯野」!あっさりとこってりが気分で選べるこだわりの逸品
世田谷区梅ヶ丘は言わずと知れたラーメン激戦区です。お昼どきには、あちらこちらのラーメン屋さんで行列を見かけることがたくさんあります。 そんな梅ケ丘のラーメン激戦区にありながら自らの味を追求し、こだわり抜いたラーメンを提供する「世田谷 磯野」を紹介します。
シンプルでおしゃれな雰囲気の「世田谷 磯野」
小田急小田原線の梅ケ丘駅から徒歩5分程度の「世田谷 磯野」の店がまえは、一見するとおそば屋さんのようにも見えます。
麻素材ののれんや手動の引き戸、その前に置かれた縁側のようなベンチなどが和のテイストをつくり上げているのかもしれませんね。
「世田谷 磯野」の店内
お客さんがいて店内は撮影できなかったのですが、ネイビー基調の配色により整然とした雰囲気で、所々に吊るされたライトが間接照明として、温かみのある灯りを放っています。
席数はカウンターのみの10席で、決して広くはない店内ですが、それゆえに隠れ家風で落ち着く雰囲気です。
ショップカードもネイビーでシンプル!
すごい経歴の持ち主!「世田谷 磯野」の店主さんについて
突然ですが、佐野実さんはご存じでしょうか?
ラーメン店「支那そばや」を創業し、メディアに多数出演。“ラーメンの鬼”と呼ばれた、佐野実さんです。
「世田谷 磯野」の店主は、そんな佐野実さんとの出会いがあり、ご本人からのすすめもあって、地元の青森から上京。
そして、横浜ラーメン博物館の「支那そばや」で修行をしていたという経歴があります。
「神田 磯野」の移転先がこの「世田谷 磯野」
それだけではありません。これまたラーメン激戦区と呼ばれる秋葉原、神田地区で「神田 磯野」として約9年半、お店を続けられてきました。
大勢のファンから惜しまれ移転、それがこの「世田谷 磯野」なのです。
「世田谷 磯野」のこだわりがつまった一品
「世田谷 磯野」のラーメンへのこだわりは、各テーブルに置かれているA4サイズの用紙に書かれたこの説明からもわかります。
「世田谷 磯野」のこだわりとは?
磯野の「磯」は魚介系、磯野の「野」は動物系。
海のものと山のものの厳選した食材でいかに良い一品を提供できるのか、という意気込みが込められているそう。
スープは、磯のだし、野のだしをそれぞれ合わせ、化学調味料を使わない無化調のスープです。麺は自家製麺で、岩手県産や青森産の小麦をブレンドした国産小麦100%だそうです。
厨房の横に製麺所が設けられており、製麺機材がちらっと見えました♪
期間限定のそば粉を用いた商品もありますよ。
あっさりとこってりが気分で選べる「世田谷 磯野」のメニュー
メニューは大きく、支那蕎麦(あっさり)と鶏豚白湯麺(こってり)に分けられます。
その中でそれぞれ、たまごや肉、わんたんが入ったものや、全部のせ、といったものになるようです。
今回は、シンプルな“醤油支那そば”にすることにしました。
醤油支那そば 950円
待つこと数分。
運ばれてきたその一品は、お店の雰囲気とよく合うネイビー基調の器に盛られていました。
すんだスープのラーメンの周りをネイビーの柄が囲んでいて、その華やかで美しい一体感にはほれぼれとさえしてしまいます。
スープは良質なだしを全面に押し出した味わいで、あっさりしながらも、しっかりとだしのうまみを感じます。
麺はつるつるでモチモチ。スープと非常にマッチします。
特筆すべきは、3種類すべて異なる種類のチャーシューが一枚ずつのっていること。それぞれの肉のジューシーさが凝縮されており、大満足です!
シンプルなのに、おいしく美しい。
見た目も心もお腹も感動させられるラーメンです。
「世田谷 磯野」の絶品志那そばのうまみを感じてみて♪
「世田谷 磯野」のこだわり抜かれた志那そばは、たくさんの人に食べて欲しい!と思うぐらいおいしかったです。
小田急線梅ヶ丘駅から近く、「寿司の美登利 総本店」や「tartotte 梅ヶ丘店」を目印に気軽に行けるので、ぜひ食べてみてくださいね。