物件購入前のあれこれ
世田谷区で人気の小学校や個性的な中学校の特徴を知ろう!越境通学事情も
世田谷区内には、公立小学校が全部で61校、公立中学校が28校あります。都内でも学業に力を入れている公立学校の多い世田谷区。この記事では、世田谷区で家探しをされる方へ、殖産ベスト世田谷店の店長が知っている、特に人気の小学校やマンモス小学校、特徴のある中学校を紹介!学区の越境事情についても解説します。
おうち探しをするとき、小さい子どもがいるご家庭の場合は、これから暮らす街にどんな小学校があるのか、自分の子どもはどこの小学校に通うことになるのか、というのも大切な要素ですね。
世田谷区は教育に力を入れていることもあり、区立ながらも名門と呼ばれる学校もたくさんあります。そのため、希望の小学校に通える学区内で家を探している方も多い印象です。
今回は、世田谷区にある人気の小学校や、最近できたばかりの小学校、個性的な学校、マンモス校など、特徴のある学校を紹介します!
世田谷区で人気の小学校
殖産ベスト世田谷店に、家の購入の相談にいらっしゃるお客様からよくお伺いするのは、世田谷区成城3丁目の世田谷区立「明正小学校」や、世田谷区砧6丁目の世田谷区立「山野小学校」です。
世田谷区赤堤4丁目の世田谷区立「松沢小学校」、世田谷区用賀1丁目の世田谷区立「桜町小学校」、世田谷区玉川田園調布2丁目の世田谷区立「八幡小学校」も人気です。
世田谷区立「明正小学校」
隣接する成城3丁目緑地でのタケノコ掘り、里山ウォッチング、竹林保全など、自然の中での活動を授業として行っている「明正小学校」。近隣校との連携教育も盛んです。
世田谷区立「山野小学校」
「山野小学校」は、全校生徒が約1,100名の規模の大きな学校。児童たちの「知・徳・体」をバランス良く育むことを目指し、年に3回の「フェスタ」開催に力を入れています。
世田谷区立「松沢小学校」
個別最適化した学習を実現するために、生徒に1台ずつタブレットを渡しているのが特徴の「松沢小学校」。オンラインでの授業配信や、健康観察などにも活用されています。
世田谷区立「桜町小学校」
「桜町小学校」は、商店街で行われるお祭りや清掃行事などへ積極的に参加!環境を考慮した学校施設整備などを目的とした「エコスクール」に認定されています。
世田谷区立「八幡小学校」
「八幡小学校」では、地域に根差した学校として、中学校との連携を図り、世田谷9年教育を推進。海外からの帰国児童や外国籍児童の支援校として指定されています。
2019年に開校して、世田谷区以外でも話題の小学校
「東京農業大学稲花(とうか)小学校」
世田谷区桜3丁目にある、「東京農業大学稲花小学校」は、2019年に開校された新しい小学校です。
名前からも分かるように、東京農業大学付属の小学校で、校舎は同じく東京農業大学付属第一高等学校・第一高等学校中等部と隣接しています。
なんと、2022年度の入学試験の倍率は約13倍だったそう!
外国人講師による英語の授業や、東京農業大学の研究設備を活用した体験学習などのプログラムがあります。また、最長19時まで滞在可能な「農大稲花アフタースクール」は、人数制限もなく、共働きのご家庭にとても人気です。
世田谷区でマンモス小学校といえば
世田谷区立「山野小学校」
世田谷区でマンモス校といえば、最初の人気の小学校でも取り上げた世田谷区立「山野小学校」です。
1学年5~6クラスあり、全校児童はなんと約1,100名。世田谷区の小学校は、一般的に2~3クラスの小学校が多いので、倍以上の児童が通っていることになります。
また山野小学校には、三大フェスタとよばれる「スポーツフェスタ(運動会)」、「山野フェスタ(文化祭)」、「ミュージックフェスタ(音楽会)」があり、学校として力を入れています。
今回ピックアップした世田谷区で人気の小学校一覧
小学校の名前 | 住所 | 全学年人数 |
明正小学校 | 東京都世田谷区成城3-3-1 | 約800名 |
山野小学校 | 東京都世田谷区砧6-7-1 | 約1,100名 |
松沢小学校 | 東京都世田谷区赤堤4-44-22 | 約890名 |
桜町小学校 | 東京都世田谷区桜丘2-1-39 | 約960名 |
八幡小学校 | 東京都世田谷区玉川田園調布2-17-15 | 約344名 |
東京農業大学稲花小学校 | 東京都世田谷区桜3-33-1 | 約150名 |
世田谷区の個性的な公立中学校
世田谷区立「桜丘中学校」
テレビや新聞などでも、取り上げられることの多い世田谷区立「桜丘中学校」。
この学校は先代の校長先生の方針で、「校則のない中学校」として知られています。私服通学OK、スマホやタブレットの持ち込みOK、教室だけでなく廊下での勉強もOKなど、公立中学校とは思えない自由な学校です。
ただし、校長先生が変わったことにより、多少校則を作るような流れになってきているとも聞きます。
世田谷区における越境通学事情
世田谷区は、ほかの市区町村と同様、住所によって通学区域が設けられており、指定された学校に通うことになっています。基本的には行きたい学校を自由に選ぶことはできません。
しかし、特別な事情がある場合は、希望の学校への入学・通学が認められるケースもあるので、それぞれの学校に直接問い合わせてみましょう。
また、家探しをして、今住んでいる所とは別の場所に土地を購入し、家を建てることにした場合、土地は購入したものの、建物の完成前に子どもの入学の時期になってしまう、ということも。
その場合は、世田谷区に指定校変更の申請をすることで、転居予定地の学校に最初から通学できることがあります。
ただし、この指定校変更の許可は、学校の受入状況などによって判断されますので、必ず許可されるとは限りません。特に人気校になると、受け入れが難しいことがありますので注意が必要です。
世田谷区の小学校事情について、詳しく動画で解説!
殖産ベスト世田谷店店長が、世田谷区の小学校事情について話している動画もあります。前編に渡って字幕をつけていますので、音声OFFでもお楽しみいただけますよ。