世田谷でおでかけ
小さなお店の宝石のような和菓子!豪徳寺「SAKATAYA1793(サカタヤ)」
洗練された外観の中へ入るとそこは宝石店?!一つ一つ丁寧につくられた和菓子がおしゃれに並ぶ「SAKATAYA1793(サカタヤ)」。見た目は洋菓子なのに食べてみるとしっかり和を感じられる和菓子たち。ほっと一息つきたいときのお供や大切な人への手土産におすすめです。
「SAKATAYA1793(サカタヤ)」は豪徳寺駅徒歩1分
豪徳寺の改札を出て右に曲がり山下商店街に入って直ぐの右手に、今回紹介するおしゃれでミニマルな和菓子屋「SAKATAYA1793(サカタヤ)」はあります。
一見、外からは何のお店なのかわからないほどシンプルな外観で気にとめていないと通り過ぎてしまうほどです。
「何のお店かな?」と気になって足を止める方を定期的に見かけていました。
洗練されたシンプルな外観と看板がおしゃれな「SAKATAYA1793」
白い外壁にウッドの引き戸がお店の入口で、扉の右手には小さく「SAKATAYA1793」と書いてある看板が目に入ります。
「SAKATAYA1793」は、令和元年の5月に豪徳寺でお店をオープンしました。
このお店の和菓子は厳選された素材で一つ一つ丁寧につくりあげられていて、それぞれの商品に想いや意味が込められているのが特徴です。
ミニマルな店内に宝石のような和菓子が並ぶ「SAKATAYA1793」
扉をあけてお店に一歩入ると左手側がレジカウンターになっていて、小さな和菓子がまるで宝石のようにショーケースに入っています。
店内の広さはおよそ2畳分、人が3名ほどでいっぱいになってしまうほどのコンパクトなスペースです。
店主の方はとても紳士的でこちらの質問に丁寧に答えていただき、興味深くお話を聞くことができました。
ここ「SAKATAYA1793」は、創業218年の歴史をもつ、現在新潟県の村上の地にある「御菓子司 酒田屋」がルーツです。
お店の人気商品は“苺わらび”と教えてもらいましたが、季節限定商品のため筆者が行ったときには残念ながらありませんでした。
今回はお店の看板メニューである“あん焼”を購入しました。
「SAKATAYA1793」のオリジナル創作和菓子“あん焼”
「SAKATAYA1793」の看板和菓子“あん焼き”は、見た目はまさにパウンドケーキですが白小豆のこしあんをそのまま焼いてつくる創作和菓子で、小麦の含有量はわずか0.3gほどだそうです。
少しだけ小麦を入れる理由としては、入れる素材や原材料によって形が崩れやすくなってしまうから。見た目は洋菓子ですが、一口食べると和菓子であることを実感します。
あん焼きは全部で8種類で、フレーバーによってお茶や紅茶、コーヒーだけでなく、お酒との相性もぴったりです。店主さんの話では冷やして食べるのがおすすめとのこと。
今回は、8種類のあん焼の中から人気のフレーバー3つを選んで食べ比べてみました♪
あん焼 塩トリュフ 350円
一口食べると驚くほどはっきりとしたトリュフの香りが鼻に抜けていきます。しっとりとなめらかな舌触り。
食べ進めると、やはりあんこであることを改めて認識させられます。
あん焼 ストロベリーローズ 300円
甘いあんこにストロベリーの酸味が調和し、ほのかにバラの香りも感じられる一品。とてもおいしくいただきました。
あん焼 玉露・クランベリー添え 350円
新潟県村上産の玉露(ぎょくろ)とカカオ、クランベリーを入れて焼き上げたあん焼。
やわらかでフレッシュなお茶の香りとクランベリーの酸味が絶妙にマッチしたフレーバーです。
来客へのお茶菓子や贈り物にもおすすめな「SAKATAYA1793」の和菓子
少し一息つきたいときのお茶のお供や、来客と会話を楽しむときのお茶菓子などにぴったりな「SAKATAYA1793」の和菓子。
ぜひ立ち寄って一つ一つ丁寧につくられた和菓子を味わってみてください。
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※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。