世田谷でおでかけ
ラーメンに油揚げ⁈芦花公園の「中華蕎麦 きつね」は夫婦が作り出す新しい麺革命
2020年1月末のオープン以来ラーメン好きをうならせる新ジャンルで世田谷区の中でも話題の「中華蕎麦 きつね」。 各種メディアの取材も多く「世田谷×ラーメン」で検索すると上位にヒットする人気店。 若いご夫婦がおりなす至高の一杯は男性・女性問わずとりこになる“油揚げ”が特徴のあっさり系中華蕎麦。
各駅停車駅でも途中下車したい「中華蕎麦(ちゅうかそば) きつね」
今回お邪魔したのは京王線・各駅停車駅「芦花公園」駅徒歩10秒のお店。(芦花公園駅は新宿駅から各駅停車で10駅目)
改札を出て北口のエレベーターを降りると左側にすぐ見えます。
店名の“きつね”からお店にはいろいろところにきつねのイラストがあります。シンプルながらかわいく、黒を基調としているのでシックで高級感のある外観。女性の方も入りやすいお店です。
この日は平日の17時くらいに到着。帰宅ピークをずらしたので並ばずに店内に入れました。
営業時間は平日が11時~19時、土日祝日が11時~16時となっています。(※麺・スープがなくなり次第終了)
その他店休日は公式SNSをご確認ください。
「中華蕎麦 きつね」のメニュー
きつねの人気メニューは大きく分けて3種類。
- 中華蕎麦
- 濃厚中華蕎麦
- 黒炭稲荷寿司 ※数量限定(1人1点まで)
淡麗系
- 特製中華蕎麦 1,300円
- 味玉中華蕎麦 1,000円
- 中華蕎麦 900円
- (麺大盛)150円
濃厚系
- 濃厚特製中華蕎麦 1,270円
- 濃厚味玉中華蕎麦 1,020円
- 濃厚中華蕎麦 920円
ご飯もの
- 黒炭稲荷寿司(2個) 250円
- 卵かけごはん(マキシマム卵使用) 280円
- ごはん 150円
- まかない丼(日替わり丼) 300円
トッピング・その他
- 味付玉子 100円
- 海苔(3枚) 100円
- きつね(油揚げ) 150円
- たぬき(揚げ玉) 100円
- チャーシュー(2枚) 150円
- 瓶ビール(ヱビス小瓶)450円
全ての中華蕎麦にきつね(油揚げ)が一枚のっています。
気配りを感じる「中華蕎麦 きつね」の店内
店内に入ると女将から食券購入を促され、その後席へ案内されます。すぐにお冷が提供され、流れがとてもスムーズ。お客さんのタイミングにあわせた動きとアナウンス。
3年目とは思えないほど厨房もピカピカで清潔感のある店内。
L字のカウンター席は5名ほど座れます。食券機の横あたりにテーブル席で4名ほどのスペースがあります。
足元には荷物カゴ、カウンターの下にはティッシュ。各席にウォーターピッチャーとつまようじ、七味唐辛子、アルコールスプレーが備え付けられています。
全体的に和を感じる作りでどこかホッとします。
お冷は「サーモス(THERMOS)」のステンレスグラス。結露を気にした店主の考案。洋服に水滴が落ちることもなく、ずっとキンキンに冷えた状態で飲めます。
箸入れにもかわいい赤いきつねのイラストが。使用する器、カラトリー一つずつまでお客さんへの配慮や思いやりが感じられます。
「中華蕎麦 きつね」は共同店主の‟水谷ご夫婦”が支えあって営むお店。2人ともに店主である「中華蕎麦 きつね」はメインのラーメン作り全般をご主人。接客、いなりの仕込み、その他を女将さんが担当しています。
毎日でも食べたくなる「中華蕎麦 きつね」
提供も早くそして添えられた女将さんからの一言がとても心地よい空間にさせてくれる。
「お待たせいたしました。どうぞごゆっくりお召し上がりください。」とかけられた言葉がスープと共に体にしみ渡ります。
今回注文したのは“味玉中華蕎麦1,000円”
具材は油揚げ・ほうれん草・チャーシュー・味玉・ネギ・三つ葉・ナルト。
透き通った黄金色のスープ。だしの味がすごく芳醇(ほうじゅん)!繊細でまろやかながらしっかり。
最大の特徴である油揚げは大きくて普通の油揚げよりもふっくら肉厚です。
油揚げ特有の甘みがたまりません!食べるまで半信半疑でしたがラーメンにとっても合います。主役でもあり、引き立て役でもあるような油揚げ。一口で幸せな気持ちになりました。
麺はストレートタイプの中太麺でとっても食べやすい。
一見少しかたそうに見えたチャーシューは、口に入れるとホロホロとやわらかく最高においしい。
全体のバランスがとても良くて、具材が何一つ邪魔をしない一杯。全部そろって完璧な一杯と感じさせるきつねの中華蕎麦。
最後は味玉。
見てわかるほど濃厚な味わい!正直この味玉だけでご飯一杯食べれそうなほどおいしいです。これはきっと卵かけごはんも間違いないおいしさでしょう…!
「中華蕎麦 きつね」は“黒炭稲荷寿司”も気になる一品
今回は満腹事情で注文しなかった「黒炭稲荷寿司」ですが、実はすごく気になっています。
SNSなどで写真を拝見すると本当に真っ黒ないなり寿司。中華蕎麦に合ういなり寿司を研究するために「いなり寿司マイスター認定講座」も受講している店主。一つ一つのアイデアと努力がこのお店の商品をさらにおいしくしているのだと感じました。
普段あまりラーメンを食べない筆者が食べている途中なのに思いました…。「明日も食べたい。」そう!「中華蕎麦 きつね」は毎日でも食べたいと思わせる一杯。
次回は濃厚中華蕎麦といなりを食べてみたいと思います。ぜひ皆さんも芦花公園駅まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
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中華蕎麦 きつね
東京都世田谷区南烏山3-3-1
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