世田谷でおでかけ
松原から行ける赤堤の「赤松ぼっくり庭園緑地」へ名木百選を見に行こう
松原にある「赤松ぼっくり庭園緑地」の赤松が名木百選に選定されたという記事を読んで、機会があれば行ってみたいと思っていました。 松ぼっくりと名のつく公園なので、秋にはたくさんの松ぼっくりがみれるのが楽しみです!
環境整備や防犯対策がしっかりされている「赤松ぼっくり庭園緑地」
「赤松ぼっくり庭園緑地」は閑静な赤堤の住宅街にあり、手入れがされていて品があるというのが第一印象でした。
玄関口には施錠できる扉がついています。開園時間は夕方までと決められていて、不審者が夜に侵入しないように配慮されています。このように防犯対策がしっかりしていると近隣の方々も安心ですね。玄関口の階段の横にはスロープがあり、ベビーカーや車いすでも入れるようになっています。黄色の点字ブロックも設置されていて、設計者の細やかな配慮を感じます。
スロープを上がると建物が見えます。休憩所かと思いきや、多目的トイレと知りびっくりしました!トイレの外観にも手を抜かない設計者のこだわりを感じます。
名木百選に選定された「赤松ぼっくり庭園緑地」の赤松は存在感がすごい
スロープを上がったところに、「赤松ぼっくり庭園緑地」について詳しい案内書きがありました。
この緑地はかつて最高裁判所赤堤公邸だったそうです。閉鎖後に近隣の自治会が緑地として保全したいと申請して、2016年に開園したと書かれています。
案内書きの最初の一文にあった「緑地のまん中でどっしりと構える赤松の木」を見つけました。緑地のシンボルといわれるだけあり、かなりの存在感があります。赤い幹が空に向かって広がっている様子は圧巻です。さすが名木百選に選定されるだけあるなぁとしばらく見入っていました。
赤松の前には広々とした広場があり、親子がサッカーをして駆け回っていました。奥の方にはコの字型のベンチとテーブルが設置されている休憩場所があります。会社員や学生が入れ替わりでベンチに座って、のんびりしている姿が見られました。
休憩所のそばに井戸を見つけました。手押しポンプを押してみると井戸水が勢いよく出てきます。この緑地は、世田谷区の災害一時集合場所に指定されていると玄関口に掲示されていたのを思い出しました。
井戸の奥にはうっそうと草木が茂り、小道がくねくねと続いています。所々にベンチがあり、座ってのんびりと自然を満喫できそうです。
「赤松ぼっくり庭園緑地」はまるで林のよう!外からも自然を感じられる
最後に緑地を外から眺めてみました。この一帯だけ林のように見えます。一見自然地帯のようですが、中に入ると草木や設置物もきれいに手入れされているのがわかります。世田谷区が住みやすく人気のある住宅地だと定評があるのは、区が環境整備に力を入れているからだと実感しました。
「赤松ぼっくり庭園緑地」へ自然を感じに来てくださいね!
-
赤松ぼっくり庭園緑地
東京都世田谷区赤堤2-51-22
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/015/001/010/d00126666.html