世田谷でおでかけ
三軒茶屋「pluto」は自家焙煎コーヒーと心地よい時間が流れるカフェ
- 2025/12/31
三軒茶屋の住宅街にたたずむ「pluto」は、建築事務所とクロワッサンの名店を引き継ぎ誕生したカフェ。 洗練されたインテリアと自家焙煎コーヒー、そして継承された伝統の味が織りなすぜいたくな時間を過ごすことができますよ。
住宅街の中に現れる!スタイリッシュなカフェ「pluto」

三軒茶屋駅から徒歩約9分。
緑道を抜けた静かな住宅街の中に、今回訪れたカフ「pluto」はあります。
観葉植物が並ぶ小窓から届く、スタッフの方の明るい「こんにちは!」という声にひかれ、店内へ入ってみることにしました。

カウンターに置かれたメニューはどれも魅力的です!

まずは入り口横の小窓カウンターで注文をします。
ショーケースに並ぶバナナケーキやレモンケーキ、キャロットケーキなどの自家製スイーツに目移りしてしまいますが、今回は「エスプレッソ・トニック」と「ハニーマスタードチキンのホットサンド」をセレクト。
「pluto」の店内にはこだわりのインテリアがたくさん

お会計を済ませて店内へ進むと、そこには洗練された空間が広がっています。

右手にカウンター席、奥にはテーブル席があり、壁一面の本棚には本や雑貨がセンスよく並んでいます。

教会の椅子をイメージしたという、背もたれに本を収納できるオリジナルの椅子も印象的です。
名店から「pluto」へ引き継がれた焙煎機

店内に鎮座する大きな焙煎機は、東京の蔵前にある名店「LEAVES COFFEE ROASTERS(リーブスコーヒーロースターズ)」から譲り受けたものだそう。
ここで毎日、こだわりの豆を自家焙煎しています。

店内に流れるBGMは、レコードを使っています。選曲をしているのは、三軒茶屋のレコードショップ「Kankyō Records」のオーナーさん。
お店の内装と外装は建築家の上林剛典さんによるものです。
上林さんは以前こちらを建築事務所兼クロワッサン屋として営業していたそう。それを引き継いで、新たなカフェとして今年の5月にスタートしたとのことだそうです。
そのころの看板メニューのクロワッサンは現在もお店で食べれるそうですよ!
斬新なアイデアと丁寧に作られたコーヒーとホットサンド
エスプレッソ・トニック

しばらくすると、エスプレッソ・トニックが運ばれてきました。
エスプレッソ・トニックとは、濃いめにいれたエスプレッソを、トニックウォーターの上に浮かべたユニークなドリンクです。清涼感とコーヒーの香りを楽しむことができますよ。
こちらのエスプレッソ・トニックは自家焙煎のケニアの豆を使っているそう。
柑橘の香りを思わせるエスプレッソと、トニックウォーターの炭酸が見事にマッチしていておいしい!
浮かべられた氷のつくるスクエアもまたおしゃれです。
ハニーマスタードチキンのホットサンド

ドリンクを楽しんでいると、良い匂いがしてきました。
ハニーマスタードチキンのホットサンドです!

こんがりと焼けたトーストの隙間から覗く、チキンとレッドキャベツとキャロットラペが食欲をそそります。
一口頬張ると、口の中にハニーマスタードで味付けされた甘辛いチキンのうま味がたっぷり!
野菜のシャキシャキ感も食べ応えを感じます。
こちらのハニーマスタードは和がらしと百花蜜をで作られた自家製のもの。和がらしのキリッとした辛さと百花蜜のやさしく穏やかな甘さがクセになります。
ナチュラルシュレッドとチェダーチーズのコクのある味もまた相まって、夢中で食べれました。
こだわりのある空間と、研究し洗練されたコーヒーの味、そしてスタンダードでありながら個性を感じさせるフードメニューは、再訪する気持ちを高めます!
「pluto」は仕事帰りや夜散歩にも利用できるうれしいカフェ
このお店の魅力は営業時間にもあります。
昼は11時から、夜は22時まで営業をしています。
なかなか夜にコーヒーを楽しめる自家焙煎のお店は少ないので、今度は夜の散歩コースの休憩場所としても利用したいなと思いました。
皆さんもぜひ近くに来ることがあれば、「pluto」に立ち寄って、一息ついてみてくださいね!
三軒茶屋駅周辺のランチにおすすめの店はこちら
card:三軒茶屋「おひつ膳 田んぼ」は、とにかくお米にこだわったごはん専門店
card:昼は食堂、夜は酒場の「食堂かど。」|三軒茶屋にあるコスパ抜群のランチ定食でお腹いっぱい♪
card:三軒茶屋の「ラ・ボワット・アン・ボワ」は静かな住宅街にあるフランス小料理屋
※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。