世田谷でおでかけ
経堂駅2分! 麹のランチと焼き菓子のカフェ「Paddbre(パドブレ)」
健康に気を使い始めても、毎日ヘルシーで体に良さそうな食事を作り続けるのは大変ですよね。 そんな悩みを解消してくれるカフェ、「Paddbre(パドブレ)」さんに行ってきました。
料理担当のゆうさんと焼き菓子担当のさゆりさんの「Paddbre(パドブレ)」
小田急線経堂駅の北口を出て徒歩約2分の「Paddbre」。
実は以前から、農大出身の女性2人が一生懸命頑張っているお店だ、と評判を聞いていました。
料理担当のゆうさん(写真左)と、焼き菓子担当のさゆりさん(写真右)です。お二人のお店と料理の数々が本当にすてきだったので、今回はこちらのお店、「Paddbre」を紹介します!
「Paddbre」のマスコットはフラミンゴ。かわいい店内も必見!
この日は事前に11:30から、ランチの予約をしていました。お腹ペコペコ、期待ワクワクでうかがいます!
入店すると「こんにちは!」と元気いっぱいな声をかけられました。
店内を眺めると、かわいい照明やたくさんの雑貨が目に入ってきます。
いたるところに置いてあるフラミンゴの模型や絵が、かわいさ満点です!青が基調のお店に、ピンクのフラミンゴがとっても映えていました。
雑貨は、仲良しの作家さんや、親しいお友達の物を厳選しておいているそうですよ♪厳選された雑貨は実用的なものもたくさんあるので、ぜひ見てみてください。食事だけでなく、雑貨も見れるのが楽しくておすすめです!
麹にこだわった「Paddbre」の健康ランチはおいしくてお腹も満足!
店内をながめながらくつろいでいると、食前のジュースが運ばれてきました。
本日は、消化を助ける効果がある梅ジュースです。季節によって異なるフルーツを発酵させて作るそうです。別の酵素フルーツジュースも飲んでみたくなりますね。
そして、お待ちかねの週替わりワンプレート麹ランチが登場です。
この日は、自家製味噌を使った具だくさんなお味噌汁に、玄米ごはん。さつまいもの甘酒きんぴらに、海藻のナムル、かぼちゃの揚げびたしとサラダ、甘酒のだし巻きたまごです。メインのおかずは、こちらも自家製味噌を使った麻婆豆腐でした。添加物の入っていない味噌で作られた料理のおいしさは言わずもがな!
全てが丁寧で、優しいおいしさなので、ペコペコだったお腹も気持ちも健康的にいっぱいになりました。週替わりなのがもったいないくらいおいしいけど、違うワンプレートランチを食べに行くのもありですね。ランチはお弁当としてテイクアウトもできるので、一度お試しください。自家製味噌はとても評判がよく、毎年1月の後半から3月にかけて、寒仕込みの手作り味噌のワークショップをお店で行なっているそうですよ。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
毎朝開店前にお店で丁寧に作られる「Paddbre」の絶品焼き菓子
お店の入り口近くには、所せましといろいろな焼き菓子が並んでいます。人気のバナナケーキ!私がお店にいた間も何人かのお客さんがお求めでした。奥に見えるのはひときわ手間ひまのかかるレモンバーです。
ブルーベリークリームチーズケーキで使われているブルーベリーは、お2人で千葉県の無農薬農場まで狩りに行ったそうですよ。
キャロットケーキとバスクチーズケーキに、さくさくビスケットもあります。どれもかなり、おいしそうです。
このほかにも、レジ前にある「秘密の引き出し」のような棚には、いろいろなクッキーが並ぶそうです。レモンバーをいただきましたが、こちらもとてもおいしかったです。
詳しいお店の営業日や月のイベント、焼き菓子や麹グッズなどは、お店のInstagramから確認できます♪おいしそうな写真もたくさんアップされているので、要チェックですね!
店名「Paddbre」の由来と食に対するお2人の想い
お店の名前は“人と人を繋ぐ”、“間”という意味のフランス語から来ているそうです。お2人の出会いは約15年前。農大の同級生として出会い、卒業後は別々の道で働かれていました。
栄養面だけにこだわった病院の調理スタッフや、おいしさだけを追求したレストラン勤務などを経て、「毎日を健康に」「栄養もおいしさも」という想いを具現化したのが、このお店だそうです。「自分たちだけではなく、皆さんにも健康になってほしい。」という気持ちから、普通のカフェではちょっと考えられないですが、レシピの販売も行なっています。
お店の枠を飛び出して、まさに“健康”で人とつながっていますよね。ちなみに、後にフランス人の方から「店名のフランス語は、本来の意味とは違うから造語だ。」といわれた話も、楽しそうにしてくれました。
お2人のお茶目なキャラクターも、お店の雰囲気を良くしているのでしょうね。
生活のすぐ側にオーガニックや健康を意識したカフェ「Paddbre」のある経堂
熱心で、充実した日々を過ごしている2人の新鮮な気持ちからうまれた、おいしくて身体にやさしいカフェ、「Paddbre」。
料理を担当しているゆうさんは、ほかでは食べられないジャムのバリエーションを増やしたり、リンゴや梅酵素のジュレでコンフィチュールドノエルを作ったりしています。
焼き菓子を担当しているさゆりさんは「完全ヴィーガン、オーガニックのロウ(生)チョコレートを、精神的にリラックスできる特別な時間に食べてほしい。」という気持ちから、研究と試作を重ね「少しずつ店頭に並べられる商品になってきたんです。」と、嬉しそうに話してくださいました。
経堂にこんなにもすてきなカフェがあること、皆さんご存じでしたか?知らなかったとしても、一度「Paddbre」を訪れたらとりこになってしまうでしょう!
ぜひ一度、足を運んでみませんか。