物件購入前のあれこれ
宮坂の住みやすさ
世田谷区は知ってても宮坂は知らない?新宿まで11分でアクセス可能、駅前施設充実の利便性が高いエリアの宮坂をまとめました。 世田谷八幡宮もあり、閑静なエリアもちゃんとある。そんな宮坂を知りたい方はこの記事をチェック!
世田谷八幡宮の参拝者から愛された「宮ノ坂」
世田谷の中央部に位置する宮坂(みやさか)。1丁目から3丁目まであります。最寄り駅は、宮坂3丁目南に位置する小田急電鉄小田原線の「経堂」駅、1丁目南東に位置する東急世田谷線の「宮の坂」駅です。2丁目の東側には小田急電鉄小田原線の「豪徳寺」駅、世東急田谷線の「山下」駅もあります。
宮坂は、もともと世田谷八幡宮の東側の坂道を「宮ノ坂」と呼んだことに由来しています。住居表示実施に伴い、宮の坂の町名を拡大し、「ノ」を除き「宮坂」と名付けられました。
以降は経堂、桜丘エリアとともに多くの人たちで賑わい、今も住みやすい街として注目されています。
宮坂の買い物エリアは「経堂駅周辺」こだわりのスイーツ店も
日常のお買い物で一番気になるのはスーパーマーケットですね。経堂駅南口を出て右側に見える「ピーコックストア経堂店」。食料品のほかにも、同じ建物に100円ショップのダイソー、家電量販店のノジマなど、利便性の高いお店が入っていて便利です。
2021年4月にはスーパーマーケットのオオゼキが経堂駅から徒歩3分のところにオープンしました。駅近くに大きめのスーパーが3軒あるので、買う物によって使い分けることも出来ますね。
経堂駅と直結している経堂コルティには、Odakyu OXが入っています。経堂コルティは、Odakyu OX以外にもドラッグストアやレストラン、無印良品などの雑貨店も入っている複合型ショッピングモールとなっていて、各フロアには授乳室が設けられており、小さなお子さま連れでも安心してお買い物をすることができます。
宮坂のお買い物で忘れてはいけないのが、経堂駅の北口から桜上水にかけて伸びる「経堂シンフォニー商店街」です。このシンフォニー商店街では、毎年、春祭り・秋祭りが開催され、商店街で行われるフリーマケットは多くのお客さんで賑わいます。
宮坂には、個人で経営しているこだわりのお店も多数あり、特にこだわりのスイーツ店が多く、1丁目ではおしゃれな和菓子が特徴の「まほろ堂月」や、3丁目にはパンケーキとフルーツサンドが絶品の「ホットケーキつるばみ舎」が人気です。
神社で相撲観戦!?「世田谷八幡宮」
江戸郊外三大相撲の1つが行われる「世田谷八幡宮」では、初詣や春季大祭などさまざまな季節のイベントが行われており、イベントの時期には屋台の出店もあり、大変賑わいます。
季節のイベントの中でも特に盛り上がるのが、秋季大祭です。
世田谷八幡宮には境内に土俵や力石があり、秋季大祭では、江戸時代から伝統的に続く奉納相撲が境内でおこなわれます。奉納相撲を行うのは、近隣の相撲の名門・東京農業大学相撲部のみなさんで、地域の方も観戦を毎年楽しみにしていらっしゃいます。
※新型コロナウイルス感染防止のため、イベント日程が変更になることがあります。
▼「奉納相撲」の記事はこちら
あまりの迫力に外国人観光客も大興奮!宮坂で3年ぶりに開催された世田谷八幡宮「奉納相撲」
新宿まで最短11分で移動可能
小田急電鉄小田原線の「経堂駅」が主な利用駅になります。経堂駅は1日7.7万人が行き来するターミナル駅で、急行電車を利用すれば、最短で11分(3駅)で新宿に到着します。また、下北沢で乗り換えをすれば、渋谷まで最短12分で行くことも可能です。
各駅停車でも18分ほどで移動が出来るので、混雑時や時間に余裕のある時は各駅停車での移動も利便性が高いでしょう。
ただし、2丁目から近い「豪徳寺駅」は急行は通過してしまうので、目的地によっては経堂駅から急行列車を利用するのが良さそうです。
また、東急世田谷線を活用すれば、宮の坂駅から三軒茶屋まで16分でアクセスができます。その日の予定に合わせて小田急線と東急世田谷線を使い分けることができて便利ですね。
終電を逃したら渋谷か下北沢を目指して移動
次は、タクシー移動について考えてみます。新宿駅から経堂駅までは約3400円(日中料金)、渋谷駅から経堂駅までは約2500円(日中料金)と、渋谷からの方が料金が安いです。もし終電を逃してしまった場合には渋谷・下北沢までたどり着けば、比較的お手頃価格でタクシーを利用できます。
ハザードマップは、緑道の近くの一部以外は影響なし
宮坂のほとんどの場所は、水害ハザードマップで色がついていない場所になっています。一部、宮坂1丁目の南側を走っている烏山川緑道と、宮坂2・3丁目の北端にかけての北沢川緑道の周囲だけ、黄色~水色(0.1m~3mほどの危険性がある場所)になっています。
これらの緑道は、もともとは目黒川の支流の一つでしたが、全面的に暗渠化されており、現在は緑道として区民のみなさんの散歩道として利用されています。
宮坂1丁目と3丁目は閑静な住宅街
世田谷区の都市計画図を見てみると、宮坂2丁目はほとんどが建ぺい率60%、容積率200%のエリアとなっており、3階建てのお家が建築できるエリアとなっています。
一方で、1丁目と3丁目の駅から少し離れた場所は、建ぺい率50%、容積率100%の第一種低層住居専用地域が広がっており、閑静な住宅街が形成されています。
駅前には便利で個性的な商業エリアがあり、少し駅から離れると低層のゆったりした住宅街が広がる宮坂。こうしてみてみると、人気の理由がわかりますね。