豪徳寺駅から約4分で商店街も楽しめる「cucina tirolese 三輪亭 per famiglie（クチーナ チロレーゼ ミワテイ ペル ファミリエ）」

豪徳寺駅の改札を出て、招き猫で有名な豪徳寺へ続く長い歴史のある商店街を南へ進みます。
商店街にはさまざまなジャンルのお店が立ち並び、国内外からの観光客でにぎわっています。この商店街の一つ目の曲がり角を左に入り、まっすぐ道なりに東へ向かって歩きます。

商店街が近いことを忘れてしまうような静かな住宅地を歩いて4分ほどで、右手に「cucina tirolese 三輪亭 per famiglie（クチーナ チロレーゼ ミワテイ ペル ファミリエ）」が見えてきます。

「三輪亭」はちょうど豪徳寺駅と梅ヶ丘駅間のやや豪徳寺駅寄りに位置していて、梅ヶ丘駅南口からも徒歩7分の便利な場所にあります。

上品でセンスの良い入り口のデザインや、軒下に展示されたメニュー表に期待が高まります。

白と木を基調とした「三輪亭」の落ち着いた店内

三輪亭の店内はチロル地方のレストランに居るような落ち着いた雰囲気で、温かみのある木のテーブルとイスが配置されています。
グループの人数に合わせて動かせる可動式のテーブルは、休日だったこともあり20席ほどがほぼ満席の状態でした。騒がしいという感じや会話が聞こえにくいということもなく、快適に過ごせました。

休日のランチは11:30～13:00、13:30～15:00の2部制になっているので、食事をゆっくり楽しみたい方は平日のランチがおすすめです。

「三輪亭」のランチメニューは豊富なスタイル

ランチは2種類のパスタが楽しめるチロルパスタランチやメインデッシュの有無など、変化のあるA～DランチとZランチの他にキッズランチもあります。
豊富なランチメニューから、若いカップルが数年後に子ども連れでやって来るような家族で楽しめるレストランを目指すオーナーの思いが伝わってきます。

かなり迷いましたが今回は基本のAランチを注文しました。

「三輪亭」の本格的なディナーメニュー・アラカルトメニュー

18:00～22:00のディナータイムに振舞われるコースは、A・Bコースと南チロル郷土料理シェフおまかせコースの3種類で、それぞれパスタやメイン料理を選べます。

アラカルトメニューには、海から遠く冬の寒さが厳しい南チロル独特のチーズや肉を使ったダイナミックな山岳料理が並んでいます。
ワインやビールなどのドリンク類も充実しているので、大切な人と特別な日にじっくり味わいたいですね。

「三輪亭」のオンラインショップを利用して、本格的な肉料理や季節限定の鍋セットやBBQセット、シェフのおまかせBOXなどを家庭で楽しむこともできます。

「三輪亭」のAランチ　2,100円

前菜盛合わせ

最初に運ばれてきた前菜の盛り合わせは、こだわりの食材で丁寧に作られた9種類の小品で、この前菜だけで軽くワインを1～2杯飲みそうになります。
小品はどれも食材のうまみを楽しめる逸品でしたが、私は特にカリフラワーのパンナコッタ仕立ての味と香りに感動しました。

釜揚げシラスの塩味ソース（オイルベース）

パスタは下記の5種類から選べます。

• 釜揚げシラスの塩味パスタ（オイルベース）
• 自家製パンチェッタで作ったカルボナーラ
• 長崎県対馬産鹿肉のミートソース
• 南チロルの郷土パスタ
• 大麦のリゾットオルツォット

私が注文した釜揚げシラスの塩味パスタは、パンによく合うベーシックな味つけです。

お腹の空き具合に余裕があれば、自分の好みの肉料理を選べるメインディッシュ付のコースもおすすめですよ。

チョコレートテリーヌ

デザートは、濃厚なチョコレートテリーヌと爽やかな柑橘系（かんきつけい）ジュレの盛り合わせ。
飲み物はホットコーヒーをいただきました。

チョコレートテリーヌはテイクアウトもできるようなので、チーズなどと一緒に購入してお土産や贈答品としても喜ばれそうです。

「三輪亭」で南チロルの郷土料理を楽しみながら豊かな時間を過ごそう！

「三輪亭」は2007年のオープン以来、イタリアの「Pichler」や国内のリストランテで修行を積んだシェフが、豪徳寺で南チロルの郷土料理の魅力を伝え続けています。
イタリア北部の歴史や風土を感じながらおいしい料理に舌つづみを打ち、豊かな時間を過ごしたいですね。

今回私は友人とランチタイムに利用しましたが、次回はぜひ家族の誕生日などちょっと特別な日にディナーでゆっくり食事を楽しみたいと思います。

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※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。