
世田谷でおでかけ
三軒茶屋の「ラ・ボワット・アン・ボワ」は静かな住宅街にあるフランス小料理屋
- 2025/09/10
「ラ・ボワット・アン・ボワ」は、忙しい日常をひととき忘れて静かに料理と向き合える三軒茶屋のフランス小料理屋。 料理のおいしさはもちろん、店主のあたたかな人柄や空間の居心地の良さも相まって、思わず何度も訪れたくなるお店です。
ほっとするたたずまいが印象的な「ラ・ボワット・アン・ボワ」
三軒茶屋駅から徒歩約7分。にぎやかな商店街を抜け、静かな住宅街へと足を進めた先に「ラ・ボワット・アン・ボワ」はあります。
2016年に駒沢から三軒茶屋に移転オープン。
店頭で揺れるフランス国旗や木製のドア、手書きのボードが目印で、通りすがりにふと立ち止まりたくなるようなほっとするたたずまいが印象的です。
やわらかな照明と木の温もりに包まれた落ち着きのある店内
店内に足を踏み入れると、やわらかな照明と木の家具が醸し出す、まるでフランスの田舎にある家庭のダイニングのような空間が広がります。
カウンター席とテーブル席がバランスよく配置されているので、一人でもグループでも心地良く過ごせる造りです。
店主の穏やかで丁寧な接客も、空間の温もりを引き立てます。
素材を活かし一つずつ丁寧に仕上げられた「ラ・ボワット・アン・ボワ」のプチランチコース
ランチタイムにはメイン料理を4~5種の中から選べるセット(スープ・パン・コーヒー付き 1,500円)がおすすめです。
この日のメイン料理は、仔牛のクリーム煮、白身魚のフリット、和牛もも肉のソテー、和牛のハヤシライス、イベリコ豚ほほ肉のレンズ豆煮など。スープ、メイン料理、パン、コーヒーと出てくるプチコース仕立てです。
なお、ランチタイムは現金のみとなりますのでご注意ください。
そら豆の冷製スープ
まずは冷たいそら豆のスープから。
とても丁寧に裏ごしされた繊細なスープが初夏のほてったカラダにしみます。
仔牛のクリーム煮
仔牛のクリーム煮は、やさしい塩味とコクのあるソースが絶妙に絡み合い、フランスの家庭で味わう一皿を思わせます。
付け合わせの野菜も一つ一つが丁寧に調理されているため、素材の持つ自然な甘みや風味が生きています。
夜はアラカルトも充実していて常に旬の素材を使ったメニューが味わえるので、いつ来ても楽しめること間違いなしではないでしょうか。
和牛のソテー
こちらはお肉がやわらかく、噛んだ瞬間からうまみがじゅわっと広がります。
ワインにもぴったりで、ランチからこれがいただけるのは感動です。
料理に使用されるのは、店主自らが信頼する生産者から取り寄せたものばかり。
肉や魚、野菜に至るまで一切の妥協がなく、一皿ごとに“素材を活かす”という信念が感じられます。
メイン料理に添えられる野菜は料理によって異なります。ここにも店主の細やかなお仕事が感じられる瞬間。野菜一つ一つがとてもおいしいです。
フランス料理と聞くと華やかさを想像しがちですが、ここで出会えるのは温かみを感じるフランス料理。
心と体にしみわたる味わいです。
「ラ・ボワット・アン・ボワ」はアルコールやテイクアウトも楽しめる
アルコール(700円〜)が楽しめるのもうれしいポイント。
飲み物は冷たいビールやスパークリングワインから、白ワイン、赤ワインも豊富にそろっています。その日の気分や料理に合わせて選べますね。
またボトルワインをオーダーして飲みきれなかったらお持ち帰りもOKだそうです!
お気に入りの銘柄があっても飲みきれないので選択肢から外れるなんてこともありますよね…。そんな粋な計らいもうれしいサービスの一つ。
気軽に一杯楽しみたい方にもぴったり。
ワインと料理の相性をゆったりと楽しみながら過ごす時間は、日常の小さなぜいたくとして心に残ることでしょう。
テイクアウトメニューとしてホールキッシュもありました。お店の味をおうちで味わえる楽しみも増えますね。(ご予約は前日までにお願いします。)
「ラ・ボワット・アン・ボワ」でワインと全国各地から選りすぐったこだわりの食材を
素朴で丁寧なフランスの田舎料理を味わえる「ラ・ボワット・アン・ボワ」には、「ただおいしい」を超えた心地良さがあります。
慌ただしい毎日の中で、自分を労わる時間を持ちたいとき、誰かと静かに語らいたいときにもぴったりの一軒です。
三軒茶屋の街角で、まるで旅先のような優しいひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
三軒茶屋についての詳しい記事はこちら
card:「三軒茶屋駅」周辺の魅力を不動産屋が教えます!住むのにおすすめの住所や一戸建ての相場、学区や生活環境など
※お店の様子、メニューや価格などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。
-
ラ・ボワット・アン・ボワ
東京都世田谷区三軒茶屋2-45-7 101
03-6802-7307