世田谷でおでかけ
人々が集う場所づくりを目指して!「経堂アトリエ」に遊びに行こう
経堂経済新聞に、興味深い記事が載っていました。「経堂アトリエがリモートワーク向けに1階のカフェを開放している」という記事です。 地域住民同士の交流を深めることを目的として、古い民家を改装して作られたそうです。 さっそく建築家でもある(とHPで紹介されていました)オーナーに連絡を取り、見学に伺いました!
天祖神社の横に佇む黄色い民家!「経堂アトリエ」の庭に3本のプラムの木と手押し井戸
3階建ての黄色い民家が、経堂アトリエです。小道をはさんで、うっそうとした緑がみえている場所が経堂天祖神社です。
玄関の横にある小さな門から中に入ると、お庭が続いています。
小ぢんまりとしたお庭には3本のプラムの木が植えられ、そばには手押し井戸がありました!井戸のポンプを押してみるとけっこう力が必要でしたが、ジャージャーと勢い良く出てきましたよ。
庭の奥には小さな畑があって、今年の夏野菜の収穫が終わり畑をならしているところです。
手前の木箱の中は、準備中の腐葉土だそうです。
「経堂アトリエ」の1階には自然素材にこだわった居心地よいカフェスペースあり♪
1階のカフェは、プラムカフェという名前です。お庭のプラムの木から名づけられたそう。
中に入ると程よく陽が差し込み、居心地のよさそうな空間が広がっています。照明がややオレンジがかっていて、ウッド調の家具のやわらかさを引き立てています。
建築家のオーナーのこだわりでしょうか、さすがだなぁと思いつつ見学しました。
気になっていたリモートワークスペースは、週に2日ほど1階のカフェで開催されていて、Wi-Fi環境も整っているそうですよ。
訪問した日は奥のギャラリーで展示イベントが開催されていました。
カフェ奥のキッチンでは、週に1度マクロビランチのお弁当を予約販売しています。テイクアウトするもよし、このカフェで食べるもよし!
私も近所なので近々注文しようと思っています。
ところで皆さん、珪藻土(ケイソウド)って知っていますか?
珪藻土とは、植物性プランクトンの死んだ殻が化石になった土のこと。つまり自然素材の土ですね。
オーナーは自然環境にこだわって、部屋の壁を珪藻土に塗り替え、無垢材のテーブルや床板を使用しているそうです。このような自然素材によって、お部屋の居心地の良さが作り出されているのでしょうね。
ご近所さんがリメイクしたおしゃれな床の間と広々使える2階の多目的空間
レンタルスペースやセミナーとして使われている2階へは、外階段を使って移動します。
玄関を入るとすぐにレンタルスペースがあり、こちらも陽が差し込みとてもすてきな空間で、うっとりしてしまいます。プロが手掛けると古い民家もここまでモダンになるのですね、さすがです!
先日は、ここでステンドグラスをつくるワークショップを開催したそう。
奥には畳の和室があります。こちらでは毎週将棋教室が開催され、小学生が集まってプロの棋士に将棋を教えてもらいます。
藤井聡太さんの影響もあり、とても人気がある教室のようですよ!
床の間の壁は、近所に住むオーナーのお友達が塗りなおしてくれたそうです。目を引くオリジナルなデザインで、和室の雰囲気もぐっとおしゃれになりますね。
夏の夜は夕涼みも!野外イベントなら「経堂アトリエ」の屋上が一番
屋上に到着すると経堂駅周辺一帯の景色が目に入りました。
ここでは、野外イベントや貸切パーティーを開催しています。夏の夜に打ち上げ花火を観ながら夕涼みもできるそうですよ。来年は、私も夕涼みに参加したいです!
今回は、地域の人々が集まって楽しめる場所を作りたいというオーナーの願いから、民家を改装して作られた「経堂アトリエ」を紹介しました。
オーナーも本当に優しく親しみやすい方で、自分が「経堂アトリエ」の常連さんになった気持ちになります。家族連れで来ていたお子様も、カフェのホワイトボードに自由にお絵かきしたりお庭で遊んだりして、とても楽しそうでしたよ。
一度訪れるとリピーターになってしまうこと間違いなし!ぜひ一度、「経堂アトリエ」へ足を運んでみてくださいね。