世田谷でおでかけ
経堂のカフェ「クルミ堂」のノスタルジックな空間にあなたもきっと癒される!
「クルミ堂」は、経堂の知る人ぞ知る穴場のカフェです。見た目の派手さやインパクトはないけれど、穏やかでほっとできる空間がそこにはあります。 多くの情報にあふれ、どこか流されるような毎日。ゆっくりとした時間の中で、本来の自分を取り戻してみませんか?
気をつけないと通り過ぎてしまうかもしれない「クルミ堂」
クルミ堂は、経堂駅から徒歩8分のところにあります。改札を出て左手、北口に進みます。
北口を進むと正面にはバスロータリーがあります。
バスロータリーに向かい、右斜めに進むと、「すずらん通り」と書かれた看板が目に入るでしょう。
今回はこちらのすずらん通り商店街の中を進んで行きます。両サイドの電灯がすずらんの形をしていますね。
道なりに歩くこと、おおよそ8分。
右手にはなんともいえない、ノスタルジックな風景が。こちらの2階がクルミ堂です。2階には、横にある狭くて急な階段を上がって行きます。
入口にもメニューが。やわらかい文字からも、店主の人柄が伝わってきますね。
「クルミ堂」への階段を上がるとそこには懐かしい空間が…
階段を上がると、入口があります。入口の引き戸を引くと、落ち着いたカフェ空間が広がります。どこか懐かしい、温かい雰囲気が出迎えてくれるでしょう。
テーブルは、4つほど。全体的に広くはないものの、狭さを感じさせない心地のよい空間です。趣のあるインテリアが、さらなる安らぎを与えているのでしょう。
一人席もあります。時間を忘れ、つい長居したくなってしまいますね。
窓を開けると、商店街を見下ろすことができます。
極上の手づくりスイーツを食べながら「クルミ堂」で至福のときを!
座席に着くと、店主からお水やお手拭き、飲み物のメニューが渡されます。
お手拭きのかわいらしさもさることながら、メニューもかわいらしい手書きです。
スイーツのメニューは、店内の黒板に書かれています。
よもぎブレンド茶 570円
こちらは「よもぎブレンド茶」。薬草のよもぎをほうじ茶とブレンドしたそうです。お茶うけにラスクのようなお菓子がついていました。
しっかりとしたよもぎの香りがし、温かいお茶が身体全体に染み渡ります。
いちごカスタードマフィン 450円
いわゆる既製品ではない、手づくりだからこそのフォルムが愛らしい。
表面はサクサク、中はしっとり。甘過ぎない生地の中からはカスタードクリームといちごが顔を出します。
シュガーレーズンスコーン 330円
外はザクザク、中はほろほろしたスコーンにレーズンが散りばめられています。セットでついているクリームが、レーズンの甘酸っぱさとマッチし、スコーンをより引き立たせます。
店内には、テイクアウトの焼き菓子各種もあります。帰宅時に購入される方も多いようで、実際に購入されている方も見かけました。
みんなに温かい「クルミ堂」
「カフェ」というと若い女性が好みそうなイメージがあります。しかし、クルミ堂はそうでもないようで、一人席でくつろいでいる中年男性もいました。真ん中の席では、店主の息子さんらしき小学生くらいの男の子も一人で静かにゲームをしていました。
過去には授乳スペースもあったそうです。子連れのママさんもゆっくりくつろげるよう配慮がなされているんですね。
店内には、あちらこちらに画伯の作品も!なんだかほっこりしますね。
今回は、経堂の隠れ家的カフェ「クルミ堂」をご紹介しました。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まる。そんな瞬間も大切だと気付かせてくれる。経堂らしい温かで穏やかな時間が、そこには流れていました。