世田谷でおでかけ
三軒茶屋で台湾気分!「帆帆魯肉飯(ファンファンルーローハン)」はマニア絶賛の台湾国民食を味える
三軒茶屋駅で台湾気分が味わえる「帆帆魯肉飯」を発見! 店名にも入っている魯肉飯はそのままではもちろん、一緒に付いてきた煮卵や高菜と混ぜて食べても絶品。オーナーさんの魯肉飯への思いが詰まった味を、ぜひご賞味あれ♪
「帆帆魯肉飯」は三軒茶屋駅から徒歩7分
東急田園都市線の三軒茶屋駅南口から7分くらい、にぎやかな商店街を抜けて、下馬方面に歩いていくと、かわいい入り口のお店を発見しました。
赤いちょうちんと、水色の金具で作られた文字の看板にひかれて入ってみることにしました!看板にかかれた文字は「帆帆魯肉飯(ファンファンルーローハン)」。
魯肉飯とは甘辛く煮た豚を盛りつけた丼飯で、台湾の屋台で人気です。
台湾の国民食!魯肉飯の専門店「帆帆魯肉飯」
お店の中に入るとテーブル席とカウンター席があります。
一人での来店だったので、壁側のカウンター席に座りました。
テーブルにはメニューが置いてあります。
「帆帆魯肉飯」のシンプルなメニュー
メインは魯肉飯と控肉飯(コウローファン)で大きさが大中小から選べます。
セットや副菜、デザートもあります。好きな組み合わせやセットにして食べられますね。ドリンクが思っていたよりも台湾のメニューが多く、フルーツビールなどもあるので昼でも夜でも来れるのが良いですね!
いろいろ迷いましたが、今回はお店の看板メニューである魯肉飯の並のセットをお願いしました。
「帆帆魯肉飯」の魯肉飯セット 1,100円
注文後数分で、スタッフの女性が、魯肉飯とスープを持ってきてくれました。
週替わりスープはスルメイカの入ったとろみスープです。
器にたっぷり盛られた豚の煮物と高菜漬け、煮卵とたくあんは見た目も食欲をそそります!
まずは、魯肉飯を一口いただくことにしました。
豚の角煮は見た目よりさっぱり食べやすい!下に隠れてるご飯はやや硬めで、そこに煮汁が染みていておいしいです。
次はスープを飲んでみます。
スルメイカのうまみとエノキやニンジンの味わいが口の中に広がります。とろみがついてるので、子どもにも飲みやすいです。
次は魯肉飯を、卵と豚の甘煮と高菜と混ぜていただきます。
卵は台湾式煮卵で滷蛋(ルーダン)と呼ばれるもの。表面はしっかり固くだしの色が濃くついていて、八角の香りもします。
お肉とご飯と一緒に食べると口の中に独特のおいしさが広がります。
量もちょうどよく、お腹も満足!ペロリと食べ終わりました。
おいしさに夢中♪「帆帆魯肉飯」のオーナーさんは台湾に通って味を研究!
オーナーの唐澤さんは、誘われて旅行した台湾で魯肉飯に出会い、そのおいしさの虜になりました。そこから台湾に何度も通い、さまざまな店の魯肉飯を食べ歩き、味を研究します。
次第に「魯肉飯を食べたことのない人にもこの魅力を伝えたい!」と思うようになり、週に1回のシェアキッチンで提供をはじめました。
本場の味に近く、日本人でも食べやすい唐澤さんの魯肉飯は、台湾好きな人や台湾人の間でもおいしいと評判に。
そして、2020年11月に三軒茶屋でお店をスタートしました。
店内にあふれる「帆帆魯肉飯」の台湾へのリスペクトと愛
お店の名前にある帆帆というのは、唐澤さんの台湾での呼び名だそう。
内装は、台湾出身の友人にも手伝ってもらい、台湾の古民家をモデルにしたそうです。
最初に入り口で気になった水色の看板は、鐵花窗(チェフォチュアン)と呼ばれるレトロな窓枠。これは現地でオーダーをしたものです。
かわいい模様の看板は店内で販売しているエコバッグにもなっています!
お店の中のBGMも台湾ミュージックだったり、随所にオーナーさんの台湾への愛を感じるすてきなお店。本場の雰囲気と魯肉飯を味わえると雑誌やテレビに取り上げられています。
魯肉飯はテイクアウトもできるので、お土産にもなりますね!
皆さんも三軒茶屋に来た際には「帆帆魯肉飯」で、本場台湾の味にふれてみてはいかがでしょうか。