物件購入前のあれこれ
千歳台の住みやすさ
世田谷区千歳台はりんご狩りもできる⁈世田谷区の中西部に位置する千歳台を大紹介。小田急線複数駅の利用が可能で、バスもたくさん通っていて住みやすい街。 そんな千歳台の住みやすさをまとめたので、引っ越しを考えている方や、世田谷を調べてる方は参考にしてみてくださいね。
かつては廻沢(めぐりさわ)という地名だった千歳台
世田谷区の中西部に位置する千歳台。住所としては、千歳台1丁目から6丁目までがあります。
最寄り駅は、千歳台の南側に位置する、小田急電鉄小田原線の千歳船橋駅や、祖師ヶ谷大蔵駅です。
少し古いデータですが、世田谷区の公式ホームページによると、平成17年データでは、千歳台の世帯数は5,819世帯、街の人口は12,503人ということです。
地域別の人口密度で見てみると、千歳台は11,747~15,241人/平方kmということで、世田谷区全体の人口密度(令和3年9月)が 16,269人/平方kmですので、それと比較すると、世田谷区の平均よりも少しゆったりとした地域となっていることがわかります。
「千歳台」という地名は、もともとは「廻沢(めぐりさわ)村」と呼ばれていた地域が、明治時代の町村制施行に際して、周辺の村と合併して「千歳村廻沢」(神奈川県)となったことが由来となっています。そして、その後昭和11年に東京都に編入したときに、「廻沢町」となり、その廻沢町が昭和46年、環状八号道路の貫通などによる地域の変更時に、かつての千歳という名称を受け継いで「千歳台」となりました。
今でも、廻沢通りという道や、廻沢というバス停、廻沢稲荷神社などに地名の名残を見つけることができます。
環八沿いに大型のショッピング施設があるのが特徴
千歳台は、地図で見てみると、南は小田急電鉄小田原線まで、東は環状八号線まで、のエリアになっています。
環状八号線沿いには、「ユニクロ世田谷千歳台店」があります。こちらは、都内でも珍しいロードサイドの大型店舗で、駐車場も完備されており、ご家族でのお買い物に便利です。
そしてこのユニクロ世田谷千歳台店の上には、「THE SPA 成城」という日帰り温泉施設もあります。なんと、この施設、近隣の千歳船橋駅・成城学園前駅・祖師ヶ谷大蔵駅・千歳烏山駅から無料のシャトルバスも出ているんです!駐車場の混雑を気にせずに利用できて、便利ですよ。
また、千歳台5丁目には、小さなお子さまのいらっしゃるご家庭にはうれしい「西松屋世田谷千歳台店」があります。徒歩圏に西松屋があると、急に子供用品が必要になった時など、なにかと便利ですね!
日々のお買い物には、千歳台6丁目にサミットストアがあります。ここのサミットは駐輪場だけではなく、屋上に駐車場があり、ファミリー層の利用の多い店舗です。
他にも、千歳台の北、粕谷1丁目には、業務スーパー粕谷店があり、こちらも人気です。
千歳台の中でも南側にお住まいの方は、祖師ヶ谷大蔵駅も最寄り駅として利用できますので、祖師ヶ谷大蔵駅前のウルトラマン商店街で帰り道にお買い物をされる方もいらっしゃるようです。
都内でりんご狩り?!
千歳台4丁目には、環八沿いで農業をされている「内海果樹園」さんがあります。こちらでは、なんと、梨狩り・りんご狩りができるそうです。
りんご狩りというと、車で遠方にお出かけ・・・というイメージがありましたが、世田谷区内でもできるんです!
内海果樹園さんは、先祖代々この世田谷で農業を営んでいらっしゃるそうで、お野菜の収穫イベントなども開催されています。
詳しくは、内海果樹園さんの公式Facebookページで案内されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
https://www.facebook.com/apple.utsumi/
メインの交通手段はバス
比較的新しい住宅が多いエリアのバス停、「廻沢」を起点に考えてみます。
千歳通りにある廻沢のバス停は、千歳船橋駅から徒歩15分ほどのところにあります。このバス停には、「京王バス歳23系統」、「京王バス丘22系統」、「小田急バス歳20系統」、「小田急バス歳21系統」、「小田急バス経01系統」、「小田急バス梅01系統」のバスが停車します。
小田急線の千歳船橋駅行きのバスが、平日の朝7時台には1時間に15本以上、京王線の千歳烏山駅行きは平日7時台には13本のバスが来ます。
最寄り駅から少し離れているイメージのある千歳台ですが、このようにバスの本数が多く便利ですので、日々の通勤通学・お買い物などに不便を感じることはなさそうです。
住環境も良く、水害も安心のエリア
世田谷区の都市計画図を確認してみると、千歳台は環八通り沿いと千歳通り沿い、それと祖師谷通り沿いは建ぺい率・容積率ともに高い地域となっています。千歳台3丁目・4丁目・6丁目は、建ぺい率60%、容積率200%の第一種中高層住居専用地域となっている場所が多く、戸建て住宅の他に、マンションなども多く建設されるエリアです。
一方、千歳台2丁目や千歳台5丁目は、第一種低層住居専用地域となり、建ぺい率50%、容積率100%の戸建住宅が多く、住環境の整ったエリアとなっています。
千歳台には新興の住宅地が多いため、区画も整理されており、住みやすいエリアです。
また、水害ハザードマップを見てみても、千歳台にはほとんど色がついておらず、また色がついていたとしても黄色(0.1~0.5m)が想定される場所がほとんどで、安心して暮らしていただける場所です。