
世田谷でおでかけ
世田谷の「ボロ市」は年末年始の風物詩!400年続く自由な市場を楽しもう
- 2025/01/10
- 2025/01/11
東京都の無形民族文化財にもなっている「ボロ市」。世田谷で年末年始に行われる由緒ある行事で1578年から約440年続いています。 世田谷駅と上町駅の間にある“ボロ市通り”に700店近く出店しています。珍しい掘り出し物も見つけられるかもしれませんよ♪
年末年始は“ボロ市通り”の「ボロ市」へ!
東急世田谷線の世田谷駅と上町駅周辺が、毎年1月15~16日と12月15~16日の4日間に大変なにぎわいを見せます。
それは通称「ボロ市」と呼ばれる市場が開催されるからです。
「ボロ市」は440年の歴史あるフリーマーケット
その歴史は天政6年(1578年)までさかのぼり、小田原城の城主である北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりとされています。そこから440年の歴史を有し、東京都の無形民族文化財としても認定されています。
「ボロ市」の由来はボロ布⁈
始めは各家で使わなくなった農耕道具や正月用品を持ち寄っていましたが、いつしか古着やボロ布の扱いが主流となっていき、それが「ボロ市」という名前の由来になったそうです。
現代では骨董品(こっとうひん)や古着、中古ゲームソフト、古本、日用品などを売るお店が代官屋敷のあるボロ市通りを中心に700店近く並びます。
毎年長蛇の列ができる「ボロ市」の名物“代官餅”
「ボロ市」の名物といえば“代官餅”です。昔ながらの人の手でついたお餅でボリューム満点。
味はあんこ、きなこ、からみ(大根おろしにしょうゆとのりをかけたもの)の3種類があります。
朝早くから並ぶ人も多く、時には列が2時間待ちになることも…!値段は一つ1,000円しますが、これを毎年楽しみにして何時間並んででも買うと決めている人もたくさんいるそうです。
「ボロ市」を訪れた日は天気も良くちょうど前日のテレビで紹介されたこともあり、世田谷駅を過ぎたあたりから大変な行列となっていました。
「ボロ市」は見るだけでも楽しい!掘り出し物が見つかるかも♪
駅近くは飲食店が多く出店していてあちらこちらからいい匂いが漂ってきます。
中国おやきのお店で「虎が猫になる味」と書かれた面白いお店も出ていました(笑)。
各お店さまざまな商品が並び古着やぬいぐるみ、日本人形、田舎の家で見たことのあるような古い薬箱なども!
珍しいものや懐かしいものも多く見ているだけでも発見があって面白いですよ。
カラフルなものが目に入ったので何かとのぞいてみると、古銭や蜻蛉玉(とんぼだま)などを扱う店でした。
物珍しさから子どもたちが夢中になって選んでいるのがとても微笑ましいですね。
値段も100円~300円くらいとあまり高くないのも魅力の一つでしょうか。
このお店は他にも酒器や陶器、切り子ガラスのグラスなど古いものでも状態の良い商品が多く、つい欲しくなってしまいます。
上町天祖神社では植木の販売もしています
上町天祖神社の敷地内にはたくさんの植木が並んでいて、多くの人たちが気になる植木を探していました。
歴史を感じられる「ボロ市」をぜひ体感してみて!
年に4日しかない「ボロ市」ですが、地域の人たちだけでなく多くの人に愛されているお祭りだと感じました。
観光客と思われる外国人の方も多く、普段は静かな街とは思えないくらい活気にあふれています。
日本の中世からほとんど変わらない形で続けられている「ボロ市」。世田谷の年末年始の風物詩に皆さんもぜひ一度足を運んでみてくださいね!
世田谷駅、上町駅周辺で一息できるお店はこちら
- 駅から徒歩0分?!世田谷のおしゃれでかわいいケーキ屋「Coffee&Cakes MountainHut(マウンテンハット)」
- 最高の桃を使ったスイーツとスープカレーを堪能できる上町のカフェ「101世田谷堂」
- 世田谷の「喫茶 mammal(マンマル)」はぜいたくな“ひとり時間”をじっくり味わえる!
※祭事の様子などは取材当時のものです。最新情報はホームページやSNSでご確認ください。