「転校はさせたくない」「希望の学校に通わせたい」など、お子さまの教育環境や学区を最優先にお家を探す方は多くいらっしゃいます。
今回は、希望の学区内で納得のいくマイホームを見つけるためのステップや注意点、越境通学などの裏ワザまでプロの目線で解説します!
この記事でわかること!「学区内の家探し」のポイント
家選びをする時に学区が重要な理由
当社が位置する城西エリア(吉祥寺・杉並・中野・三鷹・世田谷)には、「公立でありながら進学率が高い」「先進的な授業を取り入れている」など評判の良い学校が多く、また、お子さまの教育環境への意識が高いご家庭が比較的多く集まる傾向があります。
それだけでなく、「ご両親の母校に通わせたい」「保育園・幼稚園のお友だちと一緒に通いたい」「より良い環境のところへ」など色々な理由から、「希望の学校に通学できる」ことを条件としてお家を探す方がいらっしゃいます。
また、そういった人気の学区エリアで不動産を買っておくと、将来売却する際に「資産価値・需要の高い地域」という大きな強みになることも魅力です。
希望の学区で家を見つけるには(未就学のお子さまの場合)
まず、「すでに通っているのか/これから通う予定なのか」によって最初のステップが変わります。

現在未就学のお子さまがいらっしゃる場合は、就学する前のタイミングが一番大事です。通いたい学校が決まっているなら、その地域の賃貸住宅で生活を始めておく、または、その地域で先に不動産を買っておくのがベストな道です!

というのも、「子供が小学生になって落ち着いてから家を探そうと思っていたけれど、今はご両親の通勤に便利な駅チカの賃貸にお住まいで、お子さんは駅前の商店街の脇にある小学校に通うことになり、その近辺の物件は予算オーバーでなかなか購入することができない…」という状況になってしまう方は多くいらっしゃいます。
将来的に不動産購入をご検討されていて、ご希望の学校がおありでしたら、お子さまの小学校入学前はお住まい探しにとても良い時期です。ぜひ早めに探し始められることをおすすめします。
既にお子さんが通学中。転校せずに不動産探しをしたい!
すでにお子さまが通学していらっしゃるご家庭でしたら、なるべく転校させたくないという方も多いことと思います。

その場合は、まず「学区の範囲」を知ることから始めましょう。各行政区のホームページには学区についての情報が掲載されています。また地域によっては、地図に分かりやすく落とし込んでくれている情報サイトもありますのでご参考にされると良いでしょう。

次に「希望エリアの相場」を調べます。
自分たちの条件に合致している物件が出る可能性があるのかどうか、その地域の不動産屋さんに聞いていただくのが一番の近道です。その時、ご自身の希望条件に近い実際の取引事例があるようでしたら焦る必要はありません。

ただ、学区という条件を設けるということは検討できる物件の絶対数は減る上に、同じように学区内で家を探しているライバルがいらっしゃる可能性も高いです。良い物件を見つけたときに素早く判断できるよう、しっかりと事前の準備をしておくことがとても大事です。
なかなか希望の物件が出てこない場合の選択肢「越境通学」
さらに、なかなか思ったような物件が出てこないという時のために、「隣の学区くらいまでなら越境可能な行政が多い」ということも頭の片隅に置いておかれると良いと思います。

小学校1年生で通学距離が長いというのはご両親も不安に感じられると思います。しかし、小学校の中学年以上になってくると一人で通学できる距離も伸びてきます。お子さまと相談しながらにはなりますが、隣の学区までエリアを広げて検討することも可能になります。

この越境通学については行政によってその扱いが違います。行政によって「既に通っている場合はそのまま通学が可能」、もしくは「通学可能な範囲であればOK」など様々です。最終的には、学校に問い合わせ・申立をし、それが受理されてはじめて越境通学ができるという流れになります。中には「(引っ越しをした)その学期末までは越境通学可能だが、新学期からは指定学区の学校に転校」というケースもあるので、しっかりと調べておく必要があります。

更にもう1レベル上の技として、「行政を超えての越境通学」というものもあります。これは区境・市境の近くにお住まいの方で、「隣の市・区に入れば条件に合う物件がたくさんあるのに…」というケースでご検討いただきたいワザです。
例えば杉並区の場合では区を超えても、すでに通学されているお子さんに関しては通学時間40分の区域内であれば通学可能とする規定があります。これも各行政によって異なりますので、必要な方は各行政や学校にお問い合わせされることをおすすめします。
学区を意識した最適なお家購入のタイミング
お家のご購入時期について「進学のタイミングで買いたいんです」というご相談もよくいただきますが、私の経験上、これはなかなか難しい問題です。
奇跡的にピッタリのタイミングで良い物件があれば問題ありませんが、タイミングを狙って買おうと思うと、その時に市場に出ている物件の中から選ばなければなりません。それって結構怖いですよね?不動産はギャンブルのように買うものではないと思うので、個人的にはあまりオススメいたしません。

以上のことから、1つ目の良いタイミングとしては、小学校入学前のなるべく早いうちに一度しっかり考えて準備して、いつでも動ける状況を作り、じっくりと待つことです。そして良い物件が出てきたら、ハンターのように素早く動く!しっかり準備をしていれば、想定していなかったエリアでとびっきり素敵な物件が出てきたとしても、比較検討することができます。
2つ目のタイミングは、お子さまが大きくなってきて隣接学区も含めて検討ができる状況になった時です。賃貸の支払いを考えればご購入時期は早なに越したことはありませんが、低学年のうちに環境をコロコロと変えるのはお子さまによっては負担になることも考えられます。お子さまが通学することに慣れてきてからの時期も、不動産購入としては良いタイミングです。ただし、越境通学では最終的に学校・校長先生の最終許可が必要です。学校や行政によって基準が違いますので、ご検討の際は必ず直接確認するようにしましょう。
学区内のお家探しや購入タイミングで悩んだら、すぐ相談!
動画でチェック!学区内で家を買う方法
こちらから動画による解説をご覧いただけます。
「学区内の家探し」について解説した不動産のプロ

- 殖産ベスト株式会社
- 矢島 大(やじま だい)
- 知っておくだけで不動産ご購入時に役立つ、プロによる不動産基礎用語の解説をしています。不動産購入に必要な知識を中心に、この城西地域にスポットライトを当て、後悔のないマイホーム探しをサポートいたします!
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