「ハモニカ横丁」といえば、吉祥寺というイメージですが、実は4年前から三鷹にもあったんです! 10月末、世界的建築家の隈研吾氏のデザインでリニューアルしたという情報を聞きつけ、さっそく行ってみました。
※2025年4月末に閉店
より個性的に!「ハモニカ横丁ミタカ」がリニューアル

三鷹駅北口のバスロータリーを左に進み、ラーメン屋さんの角を入って、10mほど進んだところに見えてくる個性的な建物。ここが「ハモニカ横丁ミタカ」(略してhymヒュム)です。

自転車の車輪が外壁にいっぱい装飾されているこのデザインが、まさに隈研吾氏によるもの。同店のオーナーが隈氏と親しくデザインをお願いしたということですが、新国立競技場の設計を手掛けた方だと思うと、とても貴重な作品に見えてきます。
ラーメン屋から広々としたイベントスペースへ

入ってすぐ目の前のスペースが、2017年にリニューアルしたエリア。以前は「みんみん」が入っていたのですが、イベントスペースへと改装。定期的にシンポジウムやパンの製作販売などのイベントを行うそうです。
なぜかアヒルやワニ、豚やマグロが宙に浮いていますが、こちらも隈研吾氏のデザイン。遊び心があふれています。
三鷹のハモニカ横丁はフードコート風!

「ハモニカ横丁ミタカ」は横丁といえども、ビルの1階フロアにいくつかのお店が肩を寄せ合う、フードコートのような造り。1つのお店で食事をするのもいいですし、中央のテーブルで複数のお店のメニューを頼むことも可能です。相手と食の気分を合わせなくとも、自分が食べたいものを自由に選べるのは、ここならではですね。
ちなみに、ランチタイムは日替わりでバイキングを行っているそう。焼き魚に天ぷら、カレーやチャーハンなど、バラエティーに富んだメニューが900円で楽しめます。
ローストチキンはドイツ仕込みの計算しつくされた味わい!

入口入ってすぐ右にある、ローストチキンが名物の「ガラパゴス ポヨ」。カウンターの後ろにあるロースターで、1羽まるまるのチキンがくるくる回りながらじっくり焼かれています。

ドイツ人と日本人のハーフであるスタッフが、肉の熟成時間や塩の刷り込み加減などを何度も計算しつくして調理した「ローストチキン」は、愛情たっぷりの仕上がり。国産ひな鳥をドイツ風にローズマリーたっぷりに焼き上げているので、ジューシーな中にも香りが豊かです。
100g213円の量り売りで、テイクアウトなら半身から可能。記念日などのちょっと豪華な夕食を楽しみたいときに、いかがでしょうか。
女性人気高し!彩り豊かなメニューがそろう西洋バル

続いて一番奥のお店MOSKOW(モスクワ)。ロシア料理かと思いきや、スペインやイタリアのメニューをいただけるバルです。ここでは女性に人気の「タコとセロリとオリーブのマリネ」(1100円)をオーダー。

塩コショウとパセリというシンプルな自家製ドレッシングがさっぱりとして、前菜にぴったり。オリーブとセロリの爽やかな香りに肉厚なタコの風味がぴったりで、軽やかな白ワインやスパークリングワインがぐんぐん進みそうです。
そのほかにラムチョップ(1050円)やパスタ(1100円)やピザ(1500円から)なども。手軽にお腹をたっぷり満たしたいときに、おすすめです。
毎週土・日曜のランチタイムだけはベトナムとネパール料理のバイキングを実施。外国人スタッフの本場仕込みの料理を楽しめます。
串焼き屋だけど煙が少ないのが嬉しい

次に覗いてみたのは、MOSKOWの左隣りにある「テッチャン」。焼鳥や串焼き、煮込みをメインとした、赤ちょうちん風の渋い飲み屋さんです。

ここでいただいたのは、左から「大根」(110円)、「玉子」(210円)、「牛すじ」(220円)。大根も玉子もダシがしみ込んでいるのに、あっさり食べやすい味わい。一方、牛すじはプリプリでジューシー! 表面はカリッと焼き上げながらも、噛めば噛むほど濃厚な脂を味わえて、これはホッピー片手が最高です。
ニオイや煙でほかのお店の料理に差しさわりがないよう、焼き物はあえて電気で焼いているそう。カウンターでも煙で目を痛めずに、焼鳥を楽しめるのは嬉しいですね。
本格的な新鮮寿司が気軽に食べられる

締めは「片口」。店名にお酒を注ぐ器の名前を使っているだけに、日本酒にぴったりの寿司や刺身、小鉢のつまみが味わえます。

「おまかせ10個」(2000円)。その日のオススメのネタで握るので、ネタの内容は日によって変わりますが、大将自ら仕入れる新鮮な寿司がリーズナブルに食べられます。
小さなお店にも貸し切りやお得な200円均一の日が!

そのほかにも、50種類以上のウイスキーを楽しめる「陸羽」や、立ち飲みの「ビンボー」など、気軽にふらっと立ち寄れるお店が。
「陸羽」は1日1万円(税別)で貸し切りも可能。ちょっとしたイベントやパーティーにも使えます。

「ビンボー」では、毎月11日を「ビンボーの日」として、全ての品が200円均一に。普段は常駐するスタッフがいないのですが、近くにいる店員に声をかければ、すぐに提供してくれるそうです。

まとめ
金曜日など週末は混みやすいですが、月曜~木曜は比較的過ごしやすいとのこと。その日の気分で食べたいものをちょっとつまんで帰るのも有意義です。ジャズが流れる店内で、気さくなスタッフたちと一緒にワイワイ話しながら飲む人もいれば、カウンターでしっぽりする人もいて、それぞれが好きな形で楽しめるのが魅力的。ハモニカ横丁と同じで、適度にユルくてオシャレ、でも味にはこだわるスタイルは三鷹も同じなのでした。
※記事内の施設・店舗の情報、メニューや価格、イベントの開催日程や内容などは取材当時のものです。変更や中止となる場合もありますので、お出かけの際は必ず事前に公式ホームページやSNSなどの情報をご確認ください。